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アジングキャロライナリグの仕方!推奨タックルからラインまで

海釣り

こんにちは、ニャン吉です。

アジングのキャロライナリグについて教えてくれる?

キャロライナリグは広範囲に様々な水深を探れる、アジングでも人気のリグです。

足元では反応がない時や、沖の変化を探りたい時に昼夜問わず活躍します。

この記事ではアジングのキャロライナリグの種類から、メリットデメリット、推奨タックルから使い方まで解説していきます。

アジングでキャロライナリグを使用したい方は読んでみて下さい。

アジングキャロライナリグとは?

2種類のキャロライナリグ

アジングのキャロライナリグは主に2種類、中通しのシンカーを使用したリグとMキャロと言うバックスライドして沈む特殊なシンカーを使用した釣りが人気です。

違いはシンカーを中通しのシンカーを使用するか、Mキャロと言われるシンカーを使用するかの違いになります。

中通しシンカー Mキャロシンカー

MキャロシンカーはTYPE L/N/Sと分けられておりモデルによってバックスライド具合が異なります。

もちろん双方表層リトリーブすることも出来ます。キャロライナリグの攻められる層として

  • 表層
  • 中層
  • 底層

と使い方によっては遠投性能もさることながら、様々な水深に対応できるでしょう。

アジングキャロライナリグのメリットデメリット

遠投性能を得る代わりの手間

メリット デメリット
遠投が出来る セッティングの手間
広範囲を探れる 絡まりやすい
深場でも使用可能 風や流れの影響を受けやすい

メリットは遠投性能がジグ単、スプリットショットリグよりも優れている為、他の釣り人が届かないエリアも攻略することが出来ます。

また深場でも使用でき、ルアーが水中で自由に動くことで、魚の警戒心を引き出さずに誘えます。

結合部はジグ単よりもスイベル部の2か所、シンカーストッパーを取り付ける手間もあり、セッティングが一番のデメリットです。

またリーダーを長めにとる場合は潮流や風の影響で絡まりやすい点と、キャスト時にも受けやすくなります。

スプリットショットとの違いは?

スプリットショット キャロライナリグ

引用元:シマノ

スプリットショットとキャロライナリグは似たような仕掛けですが、分かりやすいように比較してみましょう。

特性 スプリットショットリグ キャロライナリグ
主な用途 浅い水域、カバーの少ない場所 広範囲の探索、深い水域
構造 メインラインに小さいオモリ直接配置 大きなオモリ、ビーズ、スイベルを通してルアーへ
シンカーの配置 ライン上、ルアー近く ラインの端、ルアーから離れた位置
シンカーの重さ 比較的軽め2-5g程度 20g以上も可
リーダーの長さ 短いか無し 長い(18インチ以上)
投げやすさ 比較的簡単に投げることが可能 オモリが重いため遠投が可能
演出 繊細なアプローチが可能 ルアーが自由に動くことで自然な演出
根掛かりのしやすさ 比較的根掛かりしやすい 根掛かりしにくい
スプリットショット キャロライナリグ

大きな違いはシンカーの位置と結合部の多さと飛距離、スプリットショットのシンカーは5g以下ばかりであり、キャロライナ用のシンカーは最大20g以上です。

飛距離は圧倒的にキャロライナリグの方が優れており、仕掛けの手間はあるものの、一定層を泳がしたり、シンカーとワームが離れることにより自然に誘うことが出来ます。

アジングキャロライナリグの推奨タックル

扱いたいウエイトによって設定

項目 キャロライナリグ
ロッドスペック L~MH
適応ウエイト 2~20前後
リール 2000/2500番台
メインライン(PE) 0.3-0.5号
リーダー 8lb前後

シンカーによって異なりますが、飛距離重視であればタックルとしては強めの設定です。

7ft前後の長めの方が飛距離に貢献します。

ジグ単アジングロッドのウエイトスペックは低いため、キャロライナ用、フロート用、メバリング用などであれば種類を選べます。

よりコスパ重視であれば万能竿や入門用を選択しましょう。

リーダーの長さ

リグ名 リーダーの長さ目安
キャロライナリグ 50-60cm
Mキャロシンカー 推奨20-30cm

キャロライナリグに関しては、巻の釣りで使用する場合は基本短めに、底層付近を攻める場合は長めにとった方が良い場合もあります。

スローに底層付近を攻める場合のキャロライナリグのリーダーを長く取るメリットは、フリーフォールの幅が長く取れる点です。その点を考慮するとスプリットやジグ単よりも長めにとっても良いでしょう。

あまりに長いリーダーは根掛かりや糸がらみの原因ともなりますので、50cm前後が目安となります。

1オンス(24g)以上のヘビーキャロライナリグの場合は1m前後取っても良いでしょう。

キャロライナリグのリーダーは専用の物?

飛距離を重視したいキャロライナリグではPE+フロロカーボンのリーダーが定番です。

PEラインはお好みで構いませんが、リーダーは専用の方が良いの?と疑問に思う方も多いかと思います。

結論としてメインラインとして売られているフロロカーボンラインを、リーダーとして使用するのは問題ありません。

メインラインとして売られているフロロカーボンラインと、ショックリーダー専用で売られているフロロラインの違う点は、通常のメインラインよりも、耐摩擦/衝撃性向上、ラインカラーがより目立ちにくい、特殊樹脂加工などがされています。

しかし近年のフロロラインはどこのメーカーも品質が高いため、そこまでの差はありません。

もちろん専用のショックリーダーを使用することが一番です。しかしメインラインで売られているフロロカーボンラインの方がコスパが高いため、気兼ねなく使用できます。

メインラインに予算を回し、気兼ねなく使用できるフロロをこまめに交換したほうが良いでしょう。

おすすめはシーガ―のフロロリミテッド、通常のシーガ―フロロマイスターよりもワンランク上の性能であり、リーダー代わりに使用している方も多数みえます。

アジングキャロライナジグの基本的な使い方

基本テクニック

テクニック 説明
ただ巻き リグを一定の速度で均一に巻き上げます。シンプルで効果的な方法で、リアクションバイトを誘う
リフト&フォール ロッドを素早く持ち上げてルアーを浮かせ、その後自然に沈下させます。アップダウンの動きがアジの捕食本能を刺激
ストップ&ゴー リトリーブを一時停止し、再開することでルアーの動きに変化をつけます。不規則な動きがアジを引きつける。
トゥイッチ リトリーブ中にロッドティップを小刻みに動かしてルアーに短いジャークを加えます。急な動きがアジを誘います。
ジギング ロッドを垂直に持ち、上下に動かしながらリグを操作します。この動きが水中で生き物の動きを模倣し興味を惹きます。

アジングにおけるテクニックで、難しいテクニックは必要ありませんが、一定の層を泳がす為にはリトリーブスピードやロッドワークなども必要です。

  • 一定層を泳がせる意識
  • リアクションバイト
  • アップダウンの動き
  • 不規則な動き

このようなことを意識すればおのずとアジが食いついてきます。

一定層を泳がす軌道イメージは以下のようになります。

技法 説明
シャクリ + フリーフォール 2~3回シャクリを入れて誘いながら糸を巻き、フリーフォールで食わせる。ロッドのテンションは抜く。
シャクリ + テンションフォール 2~3回シャクリを入れて誘いながら糸を巻き、テンションフォールで食わせる。ロッドでテンションを感じる。
シャクリ + リトリーブ 任意の水深で2~3回シャクリを入れて誘いながら糸を巻き、リトリーブで食わせる。岸に近づくにつれてロッドを起こしていく。

シャクリを2.3回行い、フォールさせるのが基本的な動き、フリーフォールとテンションフォールの違いはロッドにテンションを受けるか否かです。

一定層を泳がしやすいのはシャクリ+リトリーブ、岸に近づくにつれロッドを徐々に起こしていきます。

アジの習性を理解しておこう

アジの習性を理解することにより、より釣果を高めることが出来ます。

  • 群れをなして行動する
  • 変化を好む
  • 時間帯による釣れやすさ

まずアジは群れをなして行動します。つまり一度ヒットしたエリアで連続ヒットする確率が非常に高い魚です。一匹釣れた場合は同じポイントで釣れなくなるまで挑戦してみましょう。

変化を好むというのは影、潮目、海藻やシモリ、風が当たる場所などはアジが集まりやすい傾向があります。

また時間帯による釣れやすさも異なります。一般的には夜間の方が釣れやすい魚ですが、日中も狙えます。

日中狙う際は表層よりも中層より下のボトム付近を攻めるようにした方が釣果が上がりやすい傾向です。

泳がせる棚を意識しよう

アジングでは回遊している棚を意識するとしないのでは釣果に大きな差が出ます。

任意の棚を探るためにはルアーが着水後にカウントダウンした数を目安に棚を調整します。

キャロライナリグはウエイトによってかなりの沖も狙えますので、すべての層を広範囲に探ることが出来るでしょう。

ラインが見える場合は、着水後からボトムに着底後までのカウント数を目安にして下さい。

アジングキャロライナリグのシンカー

シンカーは中通しタイプの物かMキャロと言う選択です。通常の中通しシンカーはどこのメーカーでも構いません。

汎用は号表記が多いため、換算表を参考にして下さい。

グラム(g)
0.5号 1.875g
0.6号 2.25g
0.7号 2.625g
0.8号 3.00g
0.9号 3.375g
1号 3.75g
1.5号 5.625g
2号 7.50g
3号 11.25g
4号 15.00g

扱いやすいのは1.5号から3号辺りを飛距離によって使いこなしましょう。

タングステン性のコスパはよくありませんので、汎用のゴム管付きオモリやバレットタイプのシンカーであればコストを下げられます。

Mキャロは独自の物になりスライドのタイプや、ロッドに合ったウエイトを選択しましょう。

引用元:ティクト

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アジングキャロライナジグまとめ

アジングにおいてキャロライナリグは広範囲を素早く探れる、優秀なリグです。

ジグ単で手前には反応がない場合や、沖の変化を狙いたい場合に試してみて下さい。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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