こんにちは、ニャン吉です。
アジングのラインの太さを教えてくれる?
ラインの太さは使用するルアーや状況にって変えなくてはいけない為、少し難しいですよね。
適材適所で太さを決めることが一番ですが、目安として基準となる太さを覚えておけばよりアジングをより楽しめるでしょう。
結論としてPEの場合は
釣りスタイル | PEライン号数 | リーダー強度 (lb) | リーダー号数 |
---|---|---|---|
ジグ単 | 0.25-0.3 | 3-4 | 0.6-1 |
プラグ | 0.4-0.8 | 6-14 | 0.8-1.4 |
キャロライナリグ | 0.3-0.5 | 8lb前後 | 2号前後 |
メタルジグ | 0.4号前後 | 6-8 | 1.5-2 |
フロートリグ | 0.3-0.6 | 4-8 | 1-2 |
が基準となります。しかしアジングはエステルやフロロカーボンも人気が在り、PEのみならず他のラインも把握しているとより釣果に繋がります。
この記事ではアジングで使用するラインの特性から、PE、フロロ、ナイロン、エステル、リーダーの太さ、ルアーフィッシングのみならず、カゴ/サビキ/ウキフカセ釣りにおけるラインの太さまで解説していきます。
アジング釣りのラインの太さを知りたい方は読んでみて下さい。
アジングで使用する仕掛け
ルアーフィッシング | ジグヘッド |
プラグ | |
キャロライナリグ | |
フロートリグ | |
カゴ釣り | 沖の良型狙い |
サビキ釣り | 回遊を事前にチェック |
ウキフカセ釣り | – |
アジングでの一番人気はルアーフィッシング、ルアーの種類やウエイトによってラインの太さを決めましょう。
ルアーフィッシングの他にアジングでは、カゴ釣り、サビキ釣り、ウキフカセ釣りも人気です。ラインの太さは仕掛けによって異なり、釣りをする場所、環境によって太さを変えることが釣果に繋がることもあります。
例えば現在ライトゲームで人気が在るPEラインは風の影響を受けやすいこともあり、そのような環境下ではPEラインを細くしたり、フロロカーボンラインで攻略したほうが良い場合があります。
また障害物が多い釣り場や根掛かりが頻発する際は、リーダーを太くするなど対策も必要です。
おおよその目安を把握し状況に合わせてラインの太さを決めましょう。
アジングにはどんなラインがいいの?
項目 | ナイロン | フロロ | PE | エステル |
---|---|---|---|---|
比重 | 約1.14 | 約1.78 | 約0.97 | 約1.38 |
視認性 | 高い | 低い | 高い | 中 |
感度 | 低い | 中〜高い | 高い | 中 |
伸縮度 | 高い | 低い〜中 | 低い | 中 |
耐久性 | 中 | 高い | 高い | 中 |
交換頻度 | 高い | 中〜高い | 低い | 中 |
飛距離 | 中〜高い | 中〜高い | 高い | 中 |
アジングで使用されるラインは4種類、ジグ単ではエステル、その他ではPE+フロロリーダーが主流とも言えるでしょう。
しかしどのラインも適材適所があり、使い分けることが一番ですし、コストも掛かります。コスパが良いラインから選択するのも良いでしょう。
ラインごとの特長は以下のようになります。
ナイロンラインの特徴
特徴 | 説明 |
---|---|
柔軟性が高い | 扱いやすく、結びやすい。 |
伸縮性がある | 突然の引きに耐え、フックが外れにくい。 |
耐摩耗性 | フロロカーボンに比べると劣る。 |
吸水性 | 水を吸収しやすく、時間と共に強度が低下する。 |
価格が安い | フロロカーボンやPEラインに比べて経済的。 |
UV耐性 | 日光に長時間さらされると劣化しやすい。 |
豊富な色 | 視認性を高めるために様々な色が用意されている。 |
飛距離 | 柔軟性があるため、比較的遠くへ投げやすい。 |
ナイロンラインの最大の特性は
- 扱いやすい/飛距離が出る=初心者でも安心
- 伸縮性がある=魚をバラしにくい
- 価格が安い=お財布に優しい
ナイロンラインはフロロと違い柔軟性がありPEに次いで飛距離は抜群です。また伸縮性を生かし、バラしが軽減することが出来ます。
一般的にPE、フロロは伸縮性がなく感度は優れるものの、魚を弾きやすい特徴があります。
ナイロンラインは価格が最も安く、釣り人にとっても優しいラインです。
フロロカーボンの特徴
特徴 | 説明 |
---|---|
比重が高い | 約1.78で、水に沈みやすい。 |
水中での視認性が低い | 屈折率が水に近く、水中でラインが目立ちにくい。 |
摩擦ダメージに強い | 岩や魚の口などで擦れても、他のラインより耐久性が高い。 |
伸びが少ない | 瞬間的な負荷に対して敏感で、感度が良い。 |
硬くゴワゴワした物性 | 取り扱いに少し癖がある |
引っ張り強度は弱い | 同じ太さのナイロンラインに比べて、強度が若干劣ることがある。 |
風に比較的強い | 比重が重いため、風の影響を受けにくい。 |
キャスト飛距離が出にくい | 硬さと重さが影響し、ナイロンやPEラインに比べると飛距離が劣る。 |
ライントラブルが発生しやすい | 物性の硬さから絡みやすく、取り扱いに注意が必要。 |
価格がナイロンに比べて高価 | 性能と耐久性の高さから、一般的にナイロンラインより価格が高め。 |
フロロカーボンの最大の特性は
- 比重が高い=水に沈む
- 摩擦に強い=4種ライン中最高
- 伸びが少ない=PEに次いで感度が良い
これらの特性を生かせるのは水中で使用するルアー全般であり、特に摩擦に強く水に沈む性質は、ボトムでの釣りで最大限生かせます。
また一定層を泳がせたいプラグにも最適です。
フロロカーボンラインのデメリットであるゴワつきによるライントラブルや、飛距離に関しては各メーカー年々向上しています。
PEラインの特徴
特徴 | 説明 |
---|---|
高い強度 | 非常に強く、細いラインで高い強度を実現。 |
高い耐久性 | 長期間の使用に耐え、紫外線や化学的影響に強い。 |
非常に低い伸び | ルアーや魚の細かな動きを直接手に伝えることができる。 |
優れた直線性 | キャスト時の飛行経路が安定し、目標点に正確に到達しやすい。 |
軽量で飛距離が出やすい | 軽量ルアーでも遠投が可能。 |
水を吸収しない | 使用中の性能変化が少なく、一貫した釣りが可能。 |
高い感度 | 微細なバイトを瞬時に感じ取ることができる。 |
色の種類が豊富で視認性が選べる | 環境や好みに合わせてラインを選択できる。 |
直径が細い | 同強度の他のライン種に比べて細いため、リールに多く巻ける。 |
耐摩耗性 | 耐摩擦性は低い |
PEライン最大の特徴は
- 高感度/高強度
- 耐久性
- 飛距離
PEラインは伸びがほぼなく、繊細な当たりを感知できるため、アジングにも適しており、飛距離は抜群です。
同号数のナイロンやフロロカーボンラインに比べて約5倍の強度があり、大物にも対応できます。
水を吸わず経年変化や劣化が少ないため、コスト面でもメリットがあります。
エステルライン
メインライン号数 | メインラインlb表記 | 推奨リーダー号数 | 推奨リーダーlb表記 |
---|---|---|---|
0.25号 | 1.3lb | 0.5号 or 0.6号 | 1.6~2.4lb |
0.3号 | 1.4lb | 0.6号 | 2.4lb |
0.4号 | 2.1lb | 0.8号 | 3lb |
0.5号 | 2.3lb | 1号 | 4lb |
エステルラインの最大の特徴はその低い伸縮性。これにより、非常に繊細なアタリをダイレクトに感じ取ることができ、特に食い込みが弱い時でも明確にアタリを捉えることが可能です。
1g前後のジグ単では0.3号辺りがおすすめ。
感度はPEとフロロの中間、比重はフロロとナイロンの中間であり、1g前後のワームを使用することに適しています。
アジング以外では、1g前後スプーンを使用するエリアトラウトでも利用されます。
アジングラインのリーダーの太さ
ショックリーダーはラインの種類によって異なります。
PE (号) | リーダー (lb) | リーダー (号) |
---|---|---|
0.15〜0.2 | 2〜4 | 0.4〜1 |
0.25〜0.3 | 3〜4 | 0.6〜1 |
0.4〜0.5 | 3〜4 | 0.8〜1 |
0.6〜0.8 | 6〜14 | 1.5〜4 |
アジングで使用するPEのリーダーはフロロラインが主流です。
扱いやすいのは0.3号前後のPEラインに、4lbのリーダーが扱いやすいでしょう。
もちろんラインメーカーによって異なりますが、黄色枠のPEの太さがアジングにおけるメインの太さになります。
種類 | ショックリーダーの厚さ |
---|---|
エステルライン | メインラインの2倍 |
フロロカーボン | 基本リーダー不要、良型が頻発する場合はワンランク上 |
ナイロンライン | リーダー基本不要 |
エステルラインはメインラインの2倍が目安。
他のラインと異なるのはフロロカーボンとナイロンライン、基本的にリーダーは必要ありません。
しかし良型のアジが連発するような状況では結束部が傷みやすく、ラインブレイクも考えられます。
メインラインのワンランク上の太さでリーダーを組めば、安心して取り込めるでしょう。
アジングルアーフィッシングのラインの太さ
釣りスタイル | PEライン号数 | リーダー強度 (lb) | リーダー号数 |
---|---|---|---|
ジグ単 | 0.25-0.3 | 3-4 | 0.6-1 |
プラグ | 0.4-0.8 | 6-14 | 0.8-1.4 |
キャロライナリグ | 0.3-0.5 | 8lb前後 | 2号前後 |
メタルジグ | 0.4号前後 | 6-8 | 1.5-2 |
フロートリグ | 0.3-0.6 | 4-8 | 1-2 |
ルアーフィッシングの種類によって推奨される太さは異なります。あとはルアーウエイトによって太さを上下させたり、釣り場の状況によって対処していきましょう。
例えばジグ単ではウエイトに幅が出ませんが、メタルジグなどではウエイトに幅が出ます。
メタルジグのウエイト | 推奨PEライン | 推奨ショックリーダー |
---|---|---|
1-5g | PE 0.2号 | 3lb |
5-10g | PE 0.4号 | 3-6lb |
10g以上 | PE 0.5-0.6号 | 6-12lb |
ウエイト幅が広い、キャロライナリグやメタルジグ、フロートリグはウエイトによってラインの太さを調整しましょう。
ジグ単でナイロンやフロロカーボンライン、エステルラインを使用するラインの太さの基準は以下のようになります。
種類 | (lb) | 号数 |
---|---|---|
フロロカーボンライン | 1-4lb | 0.3-1号 |
ナイロンライン | 2-5lb | 0.44-1.05号 |
エステルライン | 約2lb | 0.3号 |
他のルアーをフロロ、ナイロンで直結して使用する場合は、リーダーの太さを目安にして頂き、ライントラブルが少なく、扱いやすい太さを選んで下さい。
アジングカゴ釣りのラインの太さ
部分 | 素材 | 号数・強力 (lb) |
---|---|---|
メインライン | ナイロン | 5-6号 (20-22lb) |
ハリス | フロロカーボン | 3-5号 (12-20lb) |
ハリ | チヌ用 | 3-5号 |
グレ用 | 7-10号 |
沖の良型狙いや沖に回遊がみられるときに効果的な仕掛けです。
付けエサにはアオイソメ、人口イソメ、寄せエサにはオキアミをメインにし、アタリが少ない時はウキ下の調整をこまめに行って下さい。
ロッドは磯竿3-4号辺りを基準に、リールは4.000番前後の遠投タイプが合っています。
アジングサビキ釣りのラインの太さ
種類 | 号数 |
---|---|
メインライン | ミチイト2号(8lb) |
サビキ仕掛け | 1-2号 |
ナス型オモリ | 約2号 (約7.5g) |
堤防に群れが入っている際に有効なのはサビキ釣り、足元を狙う釣りですので群れがいない場合はヒットが見込めない点は注意が必要です。
ナス型の重りを先端に、市販のサビキ仕掛け、寄せエサ袋、メインラインと続きます。餌にはオキアミやアミエビなどを使用して下さい。
ロッドは磯竿1号5.3m辺りが使いやすいでしょう。
アジングウキフカセ釣りのラインの太さ
種類 | 号数 |
---|---|
メインライン | ミチイト1-1.2号 |
ハリス | 0.6-0.8号 |
ハリ | 袖6-8号 |
ウキフカセ釣りは至ってシンプルな仕掛けです。ウキ、ガン玉、ハリス、針と接合部が少ない点もメリットです。
サビキ釣り同様に堤防の回遊狙いの仕掛けであり、オキアミやアミエビを使用しアジを狙い撃ちします。
ロッドはノベザオ硬調4.5-5.2m辺りが使いやすいと思います。
アジングのラインの太さまとめ
アジングのみならずラインの太さは釣果を左右する要です。
基準の太さはあくまでも目安でもありますが、状況に応じて自身が使いやすい太さを選んでクーラーボックス一杯のアジを釣り上げてみて下さい。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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