こんにちは、ニャン吉です。
アジングで使用する集魚灯のおすすめを教えてくれる?
アジングの夜釣りでは集魚灯を使用するとしないでは、釣果にかなりの差が出ることもあります。
しかし集魚灯は使用が禁止されている都道府県もある為、購入前に確認して下さい。
この記事ではアジングの集魚灯が禁止されている都道府県から、効果と選び方までおすすめの集魚灯を比較して解説していきます。
アジング集魚灯が禁止になっている都道府県は注意
購入前に確認しましょう
集魚灯は都道府県によっては禁止とされている県もあり、「釣り場が禁止になっているなんて知らなかった」と後悔する前に確認して下さい。
水産庁の竿釣りにおける集魚灯使用の可否の適合表になります。
記号は以下の通りです。
- “○” は使用可能”
- ●” は集魚灯、火光、照明器具の使用禁止、
- “●▲” は特定の禁止事項(例えば船舶の使用禁止や他の制限との組み合わせ)を示します。
- ※は撒き餌釣禁止
都道府県 | 手釣り・竿釣り |
---|---|
北海道 | ○ |
青森県 | 〇注38 |
岩手県 | ○ |
宮城県 | ○ |
秋田県 | ○注35 |
山形県 | ○ |
福島県 | ○ |
茨城県(海面) | ●※注37 |
千葉県 | ●注44 |
東京都 | ●※ |
神奈川県 | ● |
新潟県 | ○ |
富山県 | ○ |
石川県 | ○注45 |
福井県 | 〇注46 |
静岡県 | 〇注11 |
愛知県 | 〇注14 |
三重県 | ○ |
滋賀県 | 〇注15 |
京都府 | ○ |
大阪府 | ○ |
兵庫県 | ○▲ |
和歌山県 | ○▲注47 |
鳥取県 | ○ |
島根県 | ○▲注20 |
岡山県 | ●▲ |
広島県 | ●▲ |
山口県 | ○ |
徳島県 | ○ |
香川県 | ●▲注32 |
愛媛県 | ○▲ |
高知県 | ○ |
福岡県 | 〇注 24 |
佐賀県 | 〇注 32 |
長崎県 | ○ |
熊本県 | ● |
大分県 | 〇注 25 |
宮崎県 | ○ |
鹿児島県 | ○ |
沖縄県 | ● |
注番号 | 内容 |
---|---|
注11 | から釣は禁止。 |
注14 | このほか、四つ手網(3㎡未満の網に限る)、動力を利用しない瀬干し漁法が使用できる。 |
注15 | このほか、押網(5月1日~7月31日までは夜間の使用禁止)、掻網、(貝掻網を除く)、採藻具、置針が使用できる。 |
注20 | 規則で定められた海域に限り、船舶(ゴムボート、手こぎボートを含む)を利用してのまき餌釣りは禁止。 |
注24 | 集魚灯を利用する場合は電球10kW以下。ただし、筑前海区においてLED集魚灯を使用する場合は、消費電力を5倍換算する。 |
注25 | 干潟では火光を利用する漁法は禁止。 |
注32 | 松浦海区漁業調整委員会指示により禁止区域あり。 |
注35 | 秋田海区漁業調整委員会指示による禁止区域・時期あり。 |
注37 | 火光利用による釣りの禁止は、いか及びさばを目的とする場合を除く。 |
注38 | 青森県東部海区漁業調整委員会又は青森県西部海区漁業調整委員会指示によるまき餌釣りの禁止区域あり。 |
注44 | 千葉海区漁業調整委員会指示によるまき餌釣りの禁止区域あり。 |
注45 | 石川海区漁業調整委員会指示によるまき餌釣りおよび船釣りの禁止区域あり。 |
注46 | 福井海区漁業調整委員会指示によるまき餌釣りの禁止区域あり。 |
注47 | 和歌山海区漁業調整委員会指示で定められた海域に限り、船舶を使用してのまき餌釣は禁止。 |
引用元:令和6年3月29日の水産庁、都道府県漁業調整規則一覧表より。
47都道府県中、9県は使用禁止です。その他の都道府県では秋田、佐賀は禁止区域/期間に注意、福岡県は筑前海区の場合に限り注の欄を参考にして下さい。
意外と知られてない、撒き餌に関しても禁止区域がありますので注意が必要です。
令和6年3/29現在は使用可能な都道府県でも今後禁止になる可能性もあります、最新の情報は水産庁のHPを御覧ください。↓
アジング集魚灯の効果は?
効果は抜群だ
集魚灯は、光に反応して集まるプランクトンを引き寄せます。アジはこれらのプランクトンを食べにくるため、間接的にアジを引き寄せることができます。
光に引き寄せられたプランクトンが更なる小魚や生物を引き寄せ、これがアジなどの大きな魚の餌となり、一級ポイントを作り出すことも可能でしょう。
集魚灯の光は、水中での視認性を高め、アジがルアーやワームに気づきやすくなる点も釣果に繋がる理由です。
効果的な設置場所
- 外灯がない暗い堤防
- 防波堤の角やミオ筋周り
- 水中
明るい場所よりも暗い場所の方が集魚灯の効果を最大限に発揮できます。特に、周囲に常夜灯などの光源が少ない場所が望ましいです。
アジが回遊しやすく、またプランクトンが集まりやすい場所です。これらの地形は自然にアジが集まる場所でもあります。
集魚灯には水中に設置するタイプもあり、人とは違うポイントを狙うことで回遊している良型アジも狙えるでしょう。
集魚灯設置後の狙い方は?
集魚灯は設置後すぐには反応がありません、30分~1時間ほどは時間が掛かります。
また初めのうちは沢山の反応がありますが、アジは徐々にプランクトンに夢中になり、反応が薄くなってくる時があります。
釣果に陰りが出てきた場合は集魚灯の光が届くギリギリの場所、つまり明暗の境界線を狙うと良いでしょう。
場所移動や仕掛けの変更なども効果的ですが、一度試してみて下さい。
アジング集魚灯の種類
据え置きタイプと水中設置タイプ
集魚灯には足元から照らす据え置き型と、水中に設置するモデルがあります。
据え置き型は手軽に設置できる反面、照らす場所は限られます、水中モデルは設置や回収に手間がかかる反面、設置場所の自由度が高い点が魅力です。
手前で集魚するだけでも釣れる釣り場では据え置き型を、ある程度の沖や高さがある堤防で使用する場合は水中型が良いでしょう。
釣り場によって使いやすさは異なりますので、釣り場に合ったモデルを選んで下さい。
充電式と乾電池
据え置き型には充電式と乾電池式があり、充電式はUSB充電で行えます。
乾電池式は電池は別売りです。別途購入する必要がありますので、充電池代は見込んでおいた方が良いでしょう。
水中型は乾電池でしか使用できません。マンガン乾電池や充電池を使用すると沈みませんので、アルカリ乾電池をご使用下さい。
アジング集魚灯おすすめ
パピソン YF-502
設置方法 | 据え置き型 |
使用電源 | 乾電池単1×4 |
充電時間 | – |
光源 | LED |
明るさ | 緑色 約150lm
電球色 約300lm |
連続点灯時間 | 約10時間 |
外寸 | 約125×130×200mm |
参考価格 | 6.200円 |
パピソンの据え置き型集魚灯。
乾電池で手軽に設置でき、専用ポーチも付属、ルーメン数は少ないですがアジングに効果的な500nm(青緑色)を約10時間発光し続けます。
コンパクトで持ち運びやすいモデルです。
ハピソン YF-503
吊り下げ | 三脚 | マグネット |
設置方法 | 据え置き型 |
使用電源 | リチウムイオン電池 3.6V-7800mAh |
充電時間 | 約8時間(約20℃時) |
光源 | LED |
明るさ | 強 2300lm/約2時間
中 500lm/約4時間 弱 330lm /約6時間 |
連続点灯時間 | 2~6時間 |
外寸 | 約 162×174×54mm |
参考価格 | 9.900円 |
パピソンの据え置き型充電モデル、特徴は吊り下げ、三脚(別売り)、マグネットと設置方法が選べる点です。
点灯時間は照度によってことなり、充電しながらの仕様は出来ません。
コンパクトで本体の厚みも54mmですので、携帯性にも優れています。
パピソン YF-501/500/510
YF-501 | YF-500 | YF-510 |
モデル | YF-501 | YF-500 | YF-510 |
設置方法 | 水中型 | 水中型 | 水中型 |
使用電源 | 乾電池単1×4 | 乾電池単1×4 | 乾電池単3×3 |
充電時間 | – | – | – |
光源 | LED | LED | LED |
明るさ | 500lm | 250lm | – |
連続点灯時間 | 全点灯時/約8時間
オート/連続約32時間 |
全点灯時/約10時間
オート/連続約40時間 |
全点灯時/約8時間
白点灯時/25時間 |
外寸 | 直径123×高さ300mm | 直径123×高さ300mm | 直径約 62×高さ164mm |
参考価格 | 11.300円 | 8.000円 | 6.200円 |
水中型の集魚灯ロープも付属します。
YF-501と500の違いは501の方が2倍明るい仕様となり、稼働時間は若干短くなります。
大きさは同一です。注意点としてアルカリ電池が必要であり、マンガン電池、充電池を使用すると沈みません。
また80号以上の外付けオモリが必要です。
魚が反応する500nmのLEDと「1/fゆらぎ」のモードを搭載し、ダイレクトに集魚出来ます。
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パピソン 高輝度LED自立ウキ
設置方法 | 水中型 |
使用電源 | 乾電池単3×1or2 |
充電時間 | – |
光源 | LED |
明るさ | – |
連続点灯時間 | 約24時間 |
外寸 | – |
参考価格 | 1.000円~ |
パピソンのウキ型タイプのLED集魚灯、カラー/大きさは3種類、2号3号6号と設定されています。
浮きのカラーによってLED発光色が異なります。
白色 | 緑色 | 赤色 |
沖で回遊している良型を狙う際や、仕掛けの目印としても役に立つアイテムです。
がまかつ ラグゼLEFL1500/3000
LEFL1500 | LEFL3000 |
モデル | LEFL1500 | LEFL3000 |
設置方法 | 据え置き型 | 据え置き型 |
使用電源 | リチウムイオン
5V 4400mAh |
リチウムイオン
7.4V 2600mAh |
充電時間 | 5V1A約6.5時間 | 5V1A 約10時間 |
光源 | LED | LED |
明るさ | 最大1500lm | 最大3000lm |
連続点灯時間 | 1500lm/約3時間
920lm/約5.5時間 460lm/約10時間 140lm/約24時間 |
3000lm/約2時間
1500lm/約4時間 500lm/約11時間 200lm/約22時間 50lm/約48時間 |
外寸 | 約D240×W220×H25mm | D180×W155×H59mm |
参考価格 | 5.300円 | 9.600円 |
がまかつの据え置きタイプの集魚灯、モデルは1500lmと3000lmが用意されており、点灯時間が長い点も魅力です。
バッテリー自体は1500の方が容量多い反面、3000の方がコンパクトで携帯性に優れています。
集魚灯としても手元を照らす際にも使用しやすく、どちらも折り畳み可能でUSBで充電出来ます。
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アジング集魚灯比較
メーカー | パピソン | パピソン | パピソン | パピソン | パピソン | パピソン | がまかつ | がまかつ |
イメージ | ||||||||
モデル名 | YF-502 | YF-503 | YF-501 | YF-500 | YF-510 | – | LEFL1500 | LEFL3000 |
設置方法 | 据え置き型 | 据え置き型 | 水中型 | 水中型 | 水中型 | 水中型 | 据え置き型 | 据え置き型 |
使用電源 | 乾電池単1×4 | 7800mAh | 乾電池単1×4 | 乾電池単1×4 | 乾電池単3×3 | 乾電池単3×1or2 | 4400mAh | 2600mAh |
充電時間 | – | 約8時間 | – | – | – | – | 約6.5時間 | 約10時間 |
光源 | LED | LED | LED | LED | LED | LED | LED | LED |
明るさ | 緑色 約150lm
電球色 約300lm |
強 2300lm
中 500lm 弱 330lm |
500lm | 250lm | – | – | 最大1500lm | 最大3000lm |
連続点灯時間 | 約10時間 | 強 約2時間
中 約4時間 弱 約6時間
|
全点灯時
約8時間 オート 連続約32時間 |
全点灯時
約10時間 オート 連続約40時間 |
全点灯時
約8時間 白点灯時 25時間 |
約24時間 | 1500lm/約3時間
920lm/約5.5時間 460lm/約10時間 140lm/約24時間 |
3000lm/約2時間
1500lm/約4時間 500lm/約11時間 200lm/約22時間 50lm/約48時間 |
外寸 | 約125×130
×200mm |
約 162×174
×54mm |
直径12
3×高さ300mm |
直径123
×高さ300mm |
直径約 62
×高さ164mm |
– | 約D240×W220
×H25mm |
D180×W155×
H59mm |
参考価格 | 6.200円 | 9.900円 | 11.300円 | 8.000円 | 6.200円 | 1.000円~ | 5.300円 | 9.600円 |
おすすめはパピソンシリーズ、集魚灯を扱うメーカーは殆どありません、中でもアジが好むとされている比視感度に合わせて作られているのは唯一のメーカーです。
がまかつはコンパクトさは魅力がありますが、通常のLEDですのであえて選ぶ必要もなく、汎用の防災用や投光器から選んだ方がコスパとしては良いでしょう。
その方がバッテリー容量も大きく、持続時間も長くなります。
パピソンの選び方ですが、釣り場に合わせた選択が良いでしょう。
例えば手前でよく釣れる場所では据え置き型、沖や水中、高さがある堤防での釣りが多い場合は水中型。
メーカー | パピソン | パピソン | パピソン | パピソン | パピソン |
イメージ | |||||
モデル名 | YF-502 | YF-503 | YF-501 | YF-500 | YF-510 |
設置方法 | 据え置き型 | 据え置き型 | 水中型 | 水中型 | 水中型 |
使用電源 | 乾電池単1×4 | 7800mAh | 乾電池単1×4 | 乾電池単1×4 | 乾電池単3×3 |
充電時間 | – | 約8時間 | – | – | – |
光源 | LED | LED | LED | LED | LED |
明るさ | 緑色 約150lm
電球色 約300lm |
強 2300lm
中 500lm 弱 330lm |
500lm | 250lm | – |
連続点灯時間 | 約10時間 | 強 約2時間
中 約4時間 弱 約6時間
|
全点灯時
約8時間 オート 連続約32時間 |
全点灯時
約10時間 オート 連続約40時間 |
全点灯時
約8時間 白点灯時 25時間 |
外寸 | 約125×130
×200mm |
約 162×174
×54mm |
直径12
3×高さ300mm |
直径123
×高さ300mm |
直径約 62
×高さ164mm |
参考価格 | 6.200円 | 9.900円 | 11.300円 | 8.000円 | 6.200円 |
メーカー | パピソン | パピソン |
イメージ | ||
モデル名 | YF-502 | YF-503 |
使用電源 | 乾電池単1×4 | 7800mAh |
充電時間 | – | 約8時間 |
明るさ | 緑色 約150lm
電球色 約300lm |
強 2300lm
中 500lm 弱 330lm |
連続点灯時間 | 約10時間 | 強 約2時間
中 約4時間 弱 約6時間
|
参考価格 | 6.200円 | 9.900円 |
売れ筋は乾電池式のモデル。しかし充電式も魅力があります。
理由は価格差がない点です。電池は別売りの為、充電式の単一電池×4はAmazonで安くても3.000円はします。
充電式の方が高く感じますが、実際は変わりませんので、設置方法を選べる充電式の集魚灯の方が使い勝手は良いかもしれません。
長時間使用する方は乾電池モデルの方が有利です。
メーカー | パピソン | パピソン | パピソン |
イメージ | |||
モデル名 | YF-501 | YF-500 | YF-510 |
設置方法 | 水中型 | 水中型 | 水中型 |
使用電源 | 乾電池単1×4 | 乾電池単1×4 | 乾電池単3×3 |
充電時間 | – | – | – |
光源 | LED | LED | LED |
明るさ | 500lm | 250lm | – |
連続点灯時間 | 全点灯時
約8時間 オート 連続約32時間 |
全点灯時
約10時間 オート 連続約40時間 |
全点灯時
約8時間 白点灯時 25時間 |
外寸 | 直径12
3×高さ300mm |
直径123
×高さ300mm |
直径約 62
×高さ164mm |
参考価格 | 11.300円 | 8.000円 | 6.200円 |
水中タイプはYF-501はルーメンが旧モデルよりも明るい反面、点灯時間は短くなる点はデメリットですが、8時間も持てば問題ないかと思われます。
水中タイプは据え置き型にはない魅力があります。また良型アジのみならず、タチウオ、イカ、サバ、メバル、サヨリなどにも集魚効果があり、アジング以外にも使えますので高くても購入する価値はあるでしょう。
売れ筋はYF-501/500のどちらかです。
アジングでの集魚灯の効果は数多くの方が体感していますが、効果を確認してから購入したい方はウキタイプ(1.000円)で試してみるのも良いと思います。
気になった集魚灯はチェックしてみて下さい。
アジング集魚灯まとめ
アジングにおいて集魚灯の効果は抜群です。
「最近釣れなくなってきた」「他の人は釣れているのに全然釣れない」など釣果に悩みがある方は試してみて下さい。
購入前には使用が禁止されている都道府県は確認するようにしましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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