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アカメの最大記録は2mって本当?日本記録から近縁種の世界記録まで

海釣り

こんにちは、ニャン吉です。

アカメの最大記録を教えてくれる?

日本三大怪魚の一つ「アカメ」釣りの対象魚として人気が在る魚ですが、最大サイズが気になりますよね。

結論として伝説では2m越え、日本記録としては全長132cm、体重39cmが公式記録として残されています。

この記事ではアカメの最大サイズの伝説から日本記録、近縁種の世界記録、日本記録が有力な釣り場まで解説していきます。

アカメの最大記録を知りたい方は読んでみて下さい。

アカメ釣りに行こう!推奨タックルからルアーと釣れる時期まで

アカメの最大記録

驚愕の2m越え

年代 県名 釣り場 全長 体重 情報源
明治初期 宮崎県 一ツ瀬川河口 2.1 m 220 kg 宮崎大学
1994年 高知県 四万十川 137cm 30kg アカメの国
2016年 高知県 浦戸湾 132cm 39kg JGFA公式

かなり古い情報になりますが、明治の記録では2m越えの記録もあるようです。大学が発表している記録の為、信憑性は高いと言えます。

日本三大怪魚にアカメと同様に語られる「イトウ」、こちらの魚も体長が約2.15m、体重が約26kgとされていますが、2mで26kgは干物状態と考えられている為、アカメの場合の全長、体重は妙にリアリティがあります。

現在のJGFA記録では浦戸湾で上がった個体が最大とされていますが、過去には四万十川で140cmにせまる個体も釣り上げられているようです。

※釣り記録は体重を重視するため、現在の日本記録はJGFAの記録が最大です。

しかし残念なことに現在宮崎県はアカメの捕獲は禁止されています。アカメ釣りの聖地である高知県であれば、130cmを超える個体を釣り上げることは夢ではありません。

アカメの近縁種の最大サイズは?

近縁種もデカい!

アカメの近縁種はバラマンディ、ナイルパーチ、アカメモドキとされています。

バラマンディは1984年までアカメと同一種であったされている為、世界の記録を見れば、現在このくらいのアカメが存在する証拠となり得ます。

バラマンディの世界記録。↓

年代 場所 全長 体重 釣り人名
2010年12月21日 モンデュラン湖、オーストラリア 134cm 44.64kg デニス・ハロルド
2011年10月14日 キンチャント ダム、オーストラリア 135cm 41.5kg ウィレム・ライチャード
2012年7月28日 ティナルー湖、オーストラリア 136cm 40.7kg マーク・ホープ

ナイルパーチの世界記録はこちらになります。↓

※現在アクセスできませんが、全長2m体重200kgの個体も記録として残っているようです。

年代 場所 全長 体重 釣り人名
2000年 ナセル湖、エジプト 不明 約104kg ウィリアム・トス氏
2019年 マーチソンフォールズ、ウガンダ 146cm 体重不明 クリストファー・S・G・タン氏

バラマンディが2m近くまで生育するとされている説は、宮崎県で釣り上げられた個体とナイルパーチの記録が影響しているかもしれません。

しかしバラマンディ、ナイルパーチも現地の漁師の話では500ポンド(200kg)クラスの個体を証言しており、アカメも人と同丈の個体の目撃例も漁師の間ではあるようです。

また公式の記録としては残っていませんが、画像を検索した限り、明らかに1.5m以上ある個体も確認できます。世界には2mに迫る個体が潜んでいるのかもしれません。

アカメの最大サイズを狙うには?

アカメ釣りの聖地、高知県へ

浦戸湾 四万十川

アカメ釣りで最も有名であるのは浦戸湾(うらどわん)、高知県高知市にある土佐湾の支湾の一つであり、アカメの日本記録も浦戸湾で上がっています。

アカメはおかっぱりはもちろんのこと船上からも狙うことが出来ます。遠征に行く場合は現地のガイドを頼るのも良いでしょう。

また高知県では四万十川もアカメが釣れるスポットとして有名であり、人気漫画釣りキチ三平のアカメ釣りの舞台として四万十川が描かれていました。

宮崎県は捕獲が禁止されている為、現代で最大サイズを狙うのであれば、高知県の浦戸湾、四万十川へ遠征に行くのが最も可能性が高いと思います。

アカメの日本記録を作りに行こう

本来であれば宮崎県同様に高知県もアカメ釣りは禁止になっていたかもしれません。禁止にならなかった背景は釣り人から猛反発を受けたからとされています。

環境や生態系に厳しい世論の中で、釣り人への理解を示してくれた高知県には感謝しなくてはなりません。

釣り人が高知県に出来るとこはアカメ釣りを通して経済活性化の手助けをすることと、高知県が定めたルールを厳守することが大切なのではないかと思います。

経済活性化は具体的に上げるとすれば。

  • 宿泊/観光/商業施設を利用する
  • 釣り具(消耗品は現地で調達)

つまり高知県にお金を落とす意識を持つことが大切であり、現地ガイドや施設を利用するだけでも十分効果があります。タックルまで現地で調達するのは難しいですが、消耗品を購入しがてら現地の情報収集をしても良いでしょう。

ルールやマナーに関しては高知県が定める項目は以下のようになります。

釣ったアカメは再放流しましょう。(キャッチ&リリース)

●無用な殺傷はやめましょう。

●販売目的のアカメの捕獲はやめましょう。

●捕ったアカメを他の地域に持ち出さないようにしましょう。

●他の地域で捕ったアカメを持ち込まないようしましょう。

引用元:高知県

また当然のことながら、釣り禁止区域で釣りはしない、ゴミや迷惑駐車は絶対にNG行為です。

一度問題が起きてしまえば、釣り禁止になる可能性もありますし、メディアが取り上げてしまうと世論も禁止、保護の方向に動くでしょう。

生態系保護と経済活動のバランスは難しいです、しかし釣り人にとっても高知県にとってもアカメ釣りが有意義であれば、未来の釣り人にもアカメ釣りを残すことが出来るのではないかと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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