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アジング釣れない原因と対処法!釣果を上げるコツから裏技まで

海釣り

こんにちは、ニャン吉です。

アジングが中々釣れないんだ、コツを教えてくれる?

アジングは初心者でも簡単、ただ巻きだけでOKなど、メーカーの謳い文句と違い、全然釣れないと悩んでいませんか?

結論として

  • 季節、場所、時間
  • テクニック
  • ワームのカラーやタックル
  • 集魚灯、集魚剤の使用

を一度見直してみましょう。

この記事ではアジング釣れない原因とその対策を、季節/場所/時間帯、テクニックからタックル、どうしても釣りたい時の集魚アイテムまで解説していきます。

アジングで釣れないと悩んでいる人は読んでみて下さい。

アジングが釣れない原因

大前提としてアジ、そこにいますか?

釣れない原因で最も重要なことは、季節、場所、時間の3点。

アジは年中釣れる魚とはメーカーの謳い文句であり、釣れやすい季節と釣れにくい季節はあります。またアジが釣れる場所であることは大前提で、対象魚がいない場所で釣りをしても当然ながら釣果は見込めません。

また一級ポイントと言われる場所であっても、時間帯によっては全く反応が無いことがありますので、釣行を行う時間も注意することが大切です。

釣れない原因を、季節/場所/時間、テクニック、情報不足、装備と分けて探っていきましょう。

アジが釣れない原因一覧表

原因のカテゴリ 説明
季節場所時間による原因 季節が合っていない
水温範囲外
活動低い時間帯
回遊ルートから外れた場所
アジの餌場の見逃し
高いプレッシャー
テクニックによる原因 効果的でない餌/ルアー
ルアーアクションがおかしい
単調な誘い
フォール速度の調整不足
適切なポイントへの遠投不足
フッキングの失敗
情報不足の原因 回遊パターンの見落とし
釣果情報の無視
水の条件の無視
早期の諦め
装備の原因 タックルが合っていない

まずは釣れない原因である、情報を整理し、テクニックをおさらいし、タックルはロッドやリールよりもラインとリーダー、フックの方が大切です。

もちろんリグごとに推奨タックルはありますが、装備はお金があれば入手できます。

大切なのは情報を元にした経験が必要です。

アジングが釣れない季節、場所、時間帯は?

アジが釣れない季節と釣れる季節

冬(12-2月) 夏(7、8、9月)

12月下旬から3月上旬の冬の海水温が15℃を下回るとアジの活性は低下し、釣れにくくなるシーズンとなります。

もちろん全く釣れないと言う訳ではありませんが、ハイシーズンに比べれば釣果が落ちることは確かです。

冬の海水温は15℃以下になり、低水温ではアジの代謝が低く、餌を探す行動も鈍くなり、冬季はアジが沿岸の浅場から深場へ移動する傾向があります。深場に移動することで、岸からの釣りでは釣果が減少します。

また冬は海中のプランクトンや小魚の数が減少し、アジも活発に動きません。

冬の気候は釣り人にとっても厳しい条件であり、寒さや風が強くなることが多いため、釣り自体が困難になることもありますし、わざわざ厳しい季節に釣りをしても釣れない場合が多いです。

アジングが最も釣れるシーズンを上げるとするのであれば、7.8.9月の夜釣りとなります。

7.8.9月がハイシーズンとなる理由としては

  • 海水温がアジの適温
  • 餌の豊富さ
  • 産卵後の餌探し(7.8月)、脂肪を蓄える時期(9月)

これらの条件が7月8月9月にすべて重なるからです。

アジが活発に動く海水温はおおよそ15℃から25℃の範囲とされています。またアジは昼行性であるものの夜間の方が釣れやすく、夏の夜釣りが最も数が釣れます。

さらに夏は海中プランクトンや小魚が増えることで、アジのベイトフィッシュが増え、産卵を終えたアジが積極的にエサを求めることから、地域差はあるものの釣れやすい条件が整います。

季節ごとのアジの行動パターンや釣りやすい時間帯を見ていきましょう。

季節 アジの行動パターン
活動が鈍くなり深場に移動する
水温が上昇し始め、浅場に戻る
活動が最も活発になり、夜間に浅場で餌を探す
水温が適度に下がり、脂肪を蓄える時期で活性が高まる

一般的にはアジは朝、夕マズメの時間帯がよく釣れます。

時間帯 開始時刻 終了時刻
朝マズメ 日の出の1時間前 日の出後1〜2時間程度
夕マズメ 日の入りの1〜2時間前 日没後1時間程度

日の出、日没は都道府県や季節によって異なりますが、天気予報で確認できます。最もおいしい時間帯を目掛けて釣行に出かけるのも良いでしょう。

夏場は気温が下がる夕マズメ後から日の入りまでは釣果が期待でき、他の季節は日没後4時間ほどが目安です。

アジの行動パターンや時間帯は地域によって異なりますが、日の入り、日没のゴールデンタイムは欠かさないようにしましょう。

アジが釣れる場所

場所 詳細
常夜灯の下 漁港や防波堤の常夜灯の下
ミオ筋 浅い港内のミオ筋や深くなっている堤防の先端
スロープ 港にある船舶昇降用のスロープ
サーフ・ゴロタ浜 遠浅な地形が続くエリアで、深くなっている場所
漁船周辺 漁港内の漁船やボートが係留されているエリア
温排水エリア 温排水が流れ込む河口や沿岸部
潮目 海岸線や沖合の潮目が発生しやすい場所

夜間の常夜灯は一級スポットであり、欠かせないポイントです。しかし人が多いのも特徴であえて違った狙い方をしても良いでしょう。

常夜灯下は数多くの釣り人が狙う場所であり、あえて異なった境目を狙っていくこともおすすめです。

またミオ筋や深くなっている堤防の先端、沖合の潮目が発生しやすい場所にはプランクトンが集まりそれを狙うアジも必然と集まります。

アジの居場所を探すのは、プランクトンの動きを予測するイメージを持つと良いでしょう。

また一か所で粘り過ぎないことも大切。釣れたポイントはチェックしておき、再度入り直すことも効果的です。

ラン&ガンと言う言葉があるように、素早く広範囲を探ることによって釣果を高めることが出来ます。

アジングが釣れない時のテクニックの見直し

基本的なテクニックを応用しよう

アクションの種類 説明
ただ巻き リールを一定の速度で巻き続けることで、ルアーを水中を通常の泳ぎ方で移動させる。
リフト&フォール ロッドを持ち上げてルアーを浮かせ、その後自然に沈める。水底近くでの反応を引き出す。
ストップ&ゴー ルアーを引いた後に一時停止させ、再び動かす。魚の注意を引き、襲い掛かる瞬間を演出。
フリーフォール ルアーを自由落下させる。重力のみで自然に沈む動きが魅力的に映る。
テンションフォール ラインに少し張りを持たせながらルアーを沈める。
ジギング 一定のリズムで上下に動かす。ロッドを縦にシャクル動き。
ジャーキング 短く速い引きを加えてルアーを不規則に動かす。攻撃本能を刺激する。
トゥイッチング ロッド先端を小刻みに動かして、ルアーをピクピクと動かす。自然な魚の動きを模倣する。
ボトムステイ ボトムで一旦停止させる。

まずは基本的なテクニックを把握し、さらに応用していきましょう。

アジングはルアーアクションの基本的な操作を組み合わせることによって成立します。

  • ただ巻き+テンションフォール
  • ただ巻き+トゥイッチング
  • ただ巻き+リフト&フォール

等々、一定の層を泳がせるただ巻きであってもそのバリエーションは様々です。ただ巻きだけでOKとメーカーは謳っていても中々釣れないのがアジング。

アクションを付けながら誘えば、リアクションで食い付いてくることも少なくありません。

またフォールスピードをシンカーによって調整することも大切です。

ウエイトの種類を揃え、アジングの活性に合わせて、ワームのローテーションだけでなくフォールスピードを早めたり、遅くしたりしてみて下さい。

またアジングでは棚を意識することが大切です。棚を意識するのとしないのでは釣果に大きな違いがあります。

キャストした着水後にカウントダウンし、任意の棚にルアーを到達させ、釣り場の水深が分からなければ一度足元やボトムまで到達させて間隔を掴みましょう。

リグごとにアクションを変えないと釣れない

リグの種類 アクションの特長
ジグ単 ただ巻き+応用テクニック
スプリットショットリグ リフト&フォール(ジグ単よりもゆっくり)
キャロライナリグ リフト&フォール(一定層巻きと底層攻めの使い分け)
メタルジグ 軽量ジグ等ウエイトによって使い分け
フロートリグ リフト&フォール(よりスローな誘い方を意識)

基本的なテクニックは変わりませんが、リグによってアクションの付け方は若干異なります。つまりジグ単と同じように扱っていては釣れないリグもあるという事です。

例えばスプリットショットリグであれば、ジグ単よりも柔らかく行うことがコツになります。

ジグ単よりも柔らかくアクションを行う理由は、スプリットショットはガン玉(ウエイト)がライン上の別の位置に配置されることにより、ジグヘッドやフックは軽量に保たれ、より自然で柔らかい動きが可能になります。

そのためジグ単と同じ感覚でアクションをしてしまうと、自然で柔らかい動きを殺してしまうからです。

リグによっての繊細なアクションの違いや、フロートなどモデルによっての違いも把握して使いこなせば必ず釣れます。

リグごとのアクションの付け方の詳細はこちらの記事を御覧下さい。↓

アジングアクションをリグごとに解説!基本から応用をマスターせよ

アジングワームのカラーが合っていないと釣れない?

カラーに関しては好きなカラーを選べばOKです。

  • クリア系
  • グロー系(蛍光)
  • ピンク/白(オキアミ、パールホワイトなど)
  • チャート系

アジングの基本カラーはクリア、例えば、夕まずめや朝まずめなど、光の変化がある時間帯にはラメが多く入ったもの、夜はグロー入りのワームが効果的です。

基本はクリアをベースにして、ラメ入り、グロー系、白、水の濁りがある場合はチャート系を使用するといいでしょう。

カラーに関しては基本色であればどのカラーも釣れます。

  • 時間帯
  • 光の変化(常夜灯を含む)
  • 釣り場の水質

3点を意識してローテーションしていきましょう。

アジングが釣れないタックル

アジングにおけるタックルはリグごとに、推奨タックルがあります。

項目 ジグ単 スプリット キャロ メタルジグ フロート
ロッドスペック UL UL~L L~MH L~M MH前後
適応ウエイト 0.3-6g 0.5~8g 2~20g前後 ルアー次第 7-20g
リール 1000-2000番台 2.000番台 2500番台 2000番前後 2500番
ライン(PE) 0.2前後 0.25-0.3号 0.3-0.5号 0.4号前後 0.2-0.8号
リーダー 3-4lb 3-4lb 8lb前後 6~8lb
4-8lb

あくまでも目安ですが、ジグ単ロッドで扱えるのはスプリットショットや軽量なメタルジグのみです。

キャロライナやフロートは専用ロッドでないと厳しいでしょう。逆に硬めのロッドでは軽量なジグ単は扱えません。

しかしタックルで一番見直したいのはラインとリーダーです。

例えばリーダーのlb数を下げたり、エステルに変えるだけでも驚くほどの釣果を上げることもしばしばあります。

  • メインラインの号数を変える
  • エステルに変える
  • リーダーのポンド数を落とす
  • リーダーの長さを変える
  • フックの大きさを上下させる

タックルのロッド、リールは上を目指せば予算としても厳しい為、見直すのであれば少ない予算と効果が抜群なラインとリーダーを先に見直してみましょう。

また見落としがちなポイントはフック。

アジングの推奨フックサイズは以下のようになります。

ワームのサイズ フックサイズ
1インチ~2インチ #12・#10(SSやS)
1.5インチ~3インチ #8(M)
2インチ~3インチ #6(L)
3インチ、4インチ #4

アジングは#6~#12辺りまでが主流です。アタリがあるけど中々乗らない、バラシが多い場合はフックサイズを下げたり、上げたりしてみましょう。

またワームとジグヘッドの大きさも意識するようにして下さい。

ジグヘッドはこちら☆

アジングが釣れない時の裏技

集魚灯で1級ポイントを作る

吊り下げ 三脚 マグネット

集魚灯は、光に反応して集まるプランクトンを引き寄せます。アジはこれらのプランクトンを食べにくるため、間接的にアジを引き寄せることができ、アジがルアーやワームに気づきやすくなる点も釣果に繋がる理由です。

集魚灯を利用すれば、釣り人が一級ポイントを作り出すことも出来ます。またアジがどこにいるのか分からないのであれば、集めてしまえば問題解決です。

注意したい点は使用が禁止になっている都道府県もあり、購入前に確認して下さい。

集魚灯についての詳細記事はこちら↓

アジング集魚灯8選比較!購入前に使用する都道府県を確認しよう

集魚剤でドーピング

ワームに付けて使用するパウダーは集魚力抜群です。

売れ筋はガルプ、ダイワはアジ/メバル用で販売されており、ガルプよりはべたつきがありません。

おすすめはガルプ、しかしかなりベトベトのぬるぬるになります。その点は注意して下さい。

釣果は必ず上がり、中毒性が高いことから一度使用してしまうと手放せなくなってしまうかもしれません。

集魚効果があるのは

  • ワームに付けるパウダー
  • アジ用の撒き餌
  • 活性ブースター

などガルプ以外ではアジ用の撒き餌などを最終手段として使用しても良いでしょう。

サビキ釣りで釣れない場合はさらに、活性ブースターと言うアジが好む特殊なエキスの商品も販売されています。

ルアーフィッシングで餌を使用することに抵抗がある方は、ガルプをぜひ試してみて下さい。

アジングが釣れる人と釣れない人の違い

特徴 釣れる人の特性 釣れない人の特性
経験と知識 魚の行動パターン、好む餌、などの詳細な知識がある。 基本的な知識が不足していたり、理解が浅い。
場所選び 魚の生息場所や回遊ルートを把握している。 適切な釣り場の選定ができず、効率が悪い。
機材と技術 タックルとルアーを選び、技術を使い分ける。 装備が不適切であり、使いこなせていない。
観察力と適応力 自然条件を観察し、それに応じて戦略を変える。 同じ方法や場所で固執し、条件の変化に対応出来ない。
忍耐力と継続性 長時間粘り強く待つことができる。 すぐに結果が出ないと諦めやすい。
情報収集 他の釣り人と情報を共有する。 自分だけで解決しようとする。
変化への敏感さ 風向きや水の色、鳥の動きなどの自然のサインを捉える。 自然の変化を見逃しやすく、釣果に影響する。

どれだけ知識やテクニック、情報を駆使しても自然相手では釣れない時も必ずあります。それは上級者の方でも一緒です。

釣れる人となれない人の違いは、最終的には根性論になると思います。

つまり「釣れるまでやる」。

釣れる人の釣行回数や釣行時間は、釣れていない人に比べて、何倍もの違いがある場合があり、釣行回数と時間が増えれば増える程、経験値が上がり、どんどん釣れるようになっていくからです。

釣行回数×経験=釣果、とアジは必ず答えてくれます。

もう知識は十分です。釣れないと悩んでいる人は、釣行あるのみ。

次回の釣行予定を立てましょう。

アジング釣れないまとめ

アジングに魅了される人は多く、ジグ単一つをとっても奥が深い釣りです。アジングで釣れないと調べている向上心の高い人であれば必ず上達します。

釣行毎に試行錯誤を繰り返し、クーラーボックス一杯のアジが釣れるように頑張って下さい。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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