こんにちは、ニャン吉です。
アジングで使用するフロロカーボンのおすすめを教えてくれる?
フロロカーボンラインはリーダーとしては必須ですが、メインラインとしても使用できます。
特にコーティングされているフロロカーボンはしなやかで飛距離も抜群、また直結できる点も魅力です。
この記事ではアジングに使用するフロロカーボンの種類と、メリットデメリットから、メインラインとしても選ばれる理由まで、おすすめのラインを比較して解説していきます。
アジングで使用するフロロカーボンラインをお探しの方は読んでみて下さい。
コスパ重視の300m巻きフロロカーボンはこちら↓
アジングフロロカーボンの種類
価格帯は2種類
アジングで使用されるフロロカーボンは主に2種類。
- 100~150m巻きコーティングされているフロロ
- コスパ抜群の300m巻きフロロ
100m前後のモデルはメインラインとしても活用できますし、リーダーとしても重宝します。
一般的に1.400円前後のフロロカーボンは耐摩擦性をさらに向上させるために、コーティングが施されています。
300mボビン巻きのフロロカーボンはコスパ重視のラインです。品質は100m前後のラインよりも劣ることは確かですが、使用する分には問題ありません。
項目 | 100/150m巻き | 300m巻き |
価格 | △ | ◎ |
コーティング | 有り | 無し |
飛距離 | ◎ | 〇 |
耐久性 | 〇 | △ |
しなやかさ | ◎ | △ |
大きな違いは価格と飛距離、コーティングの恩恵を持ったしなやかさです。
300m巻きは使用には差し支えありませんが、巻き立ては良くても徐々にゴワついてしまいます。その点コーティングを行っているフロロは限りなくしなやかさを保つことが出来ます。
その違いは別々のタックルで使い比べて頂くと分かりやすいでしょう。
コスパ重視の場合は300mボビン巻きを推奨します。
メインとしてもリーダーとしても最適
アジングにおいてフロロカーボンは、無くてはならないラインです。
PEラインやエステルには必ずフロロリーダーが必要ですし、メインラインとしても使用できます。
フロロカーボンの最大の特性は
- 比重が高い=水に沈む
- 摩擦に強い=4種ライン中最高
- 伸びが少ない=PEにエステルに次いで感度が良い
これらの特性を生かせるのは水中で使用するルアー全般であり、特に摩擦に強く水に沈む性質は、ボトムでの釣りや、一定層を泳がせたいプラグにも最適です。
フロロカーボンラインのデメリットであるゴワつきによるライントラブルや、飛距離に関しては各メーカー年々向上しています。
アジングにフロロカーボンラインを使用するデメリット
項目 | PE | エステル | フロロ | ナイロン |
---|---|---|---|---|
比重 | 約0.97 | 約1.38 | 約1.78 | 約1.14 |
視認性 | 高い | 中 | 低い | 高い |
感度 | 高い | 中 | 中〜高い | 低い |
伸縮度 | 低い | 中 | 低い〜中 | 高い |
根ズレ | 弱い | 中 | 強い | 中 |
交換頻度 | 低い | 中 | 中〜高い | 高い |
飛距離 | 高い | 中 | 中〜高い | 中〜高い |
価格 | 高い | 中 | 安い | 安い |
リーダー | × | × | ◎ | 〇 |
アジングでフロロカーボンをリーダーで扱うデメリットは特にありません。むしろアジングにおいてはフロロ以外の選択肢は殆どないでしょう。
ただしメインラインとして扱う場合は2点デメリットがあります。
- 飛距離
- 交換頻度
まず飛距離に関してはPEやエステルには劣ります。理由はPEの場合は同強度であっても直径(号数)が小さくなり、エステルの場合は0.25号前後と極細ラインがメインだからです。
またフロロラインはナイロン同様に劣化が他のラインより早くごわつきが出てきてしまい、その為飛距離は落ち、交換頻度が早くなるのがデメリットと言えます。
なぜそれでもメインラインにフロロカーボンを使用する方が多い理由はただ一つ。
- 直結できる(ショックリーダーが不要)
このことに限ります。PEやエステルはショックリーダー無しでは使用できませんので、リーダー無しで使用できるのは大きなメリットです。
結ぶのが苦手、めんどくさい、リーダーからよく切れる、そのよう状況が多い場合はジグ単直結の方が釣果も上がるでしょう。
種類 | 全長 | 相場価格 |
PEライン | 150m | 1.800円前後 |
エステル | 150m | 1.200円前後 |
フロロカーボン | 150m | 1.400円前後 |
フロロカーボン | 300m | 1.000円前後 |
ナイロン | 300m | 1.000円以下 |
しかしコーティングがされているフロロカーボンはコスパは良くはありません。交換頻度のコストを下げたい場合は糸巻量が多いメーカーを検討しましょう。
アジングフロロカーボンおすすめ
シーガ― R18フロロリミテッド
モデル | 参考価格(4lb) | 糸巻量(m) | ラインナップ(lb) | レビュー |
R18フロロリミテッド | 1.400円 | 80/100 | 1/1.5/2/2.5/3/4/5/6/7/8~ | ☆4.4 |
シーガ―のR18フロロリミテッド、今回紹介する中で一番の売れ筋ラインであり、シーガ―フロロの中でも最もハイグレードな二重構造ラインです。
糸巻量は80/100m、最小1lb~最大25lbまで選択できます。
バリバス アジングマスターフロロ
モデル | 参考価格(4lb) | 糸巻量(m) | ラインナップ(lb) | レビュー |
アジングマスターフロロ | 1.400円 | 150 | 1.5/1.7/2/2.5/3/4 | ☆4.0 |
バリバスのアジングマスターフロロカーボンブルーム―ン、エステルでも人気があるアジングマスターのフロロ版です。
特長は水馴染みが良く、警戒心を与えずらいブルーカラーで、4lb以下であれば1.600円程が相場になります。
樹脂膜でライン表面を覆ったSP-T、吸水、紫外線、塩分を軽減するNONコーティングがされています。
サンライン ソルティメイト スモールゲームFCⅡ
モデル | 参考価格(4lb) | 糸巻量(m) | ラインナップ(lb) | レビュー |
ソルティメイトスモールゲームFCⅡ | 1.500円 | 120/240 | 1/1.2/1.5/2/2.5/3/3.5/4~ | ☆4.0 |
サンラインのソルティメイトスモールゲームFCⅡ、アジやメバルと言ったライトゲーム向けのフロロを選ぶのであればこちらのラインがおすすめです。
ガイドの摩擦軽減を減らすTRP加工、耐塩水加工、240m巻きを選択すれば120m辺り1.200円程にコストダウン出来ます。
サンラインのフロロではFCスナイパーが有名ですが、耐塩水加工してあるソルティメイトの方がアジングには合っています。
ダイワ 月下美人TYPE-F陽/陰
モデル | 参考価格(4lb) | 糸巻量(m) | ラインナップ(lb) | レビュー |
月下美人TYPE-F | 1.400円 | 150 | 1/1.5/2/2.5/3/3.5/4/5 | ☆4.1 |
ダイワの月下美人TYPE-F、モデルは陽=見える糸(オレンジ)、陰=糸の存在を隠す(クリア)が選択できます。
lb数によっては1.500円~1.600円程です。色付きのフロロは数が少なく、細いと見えにくいと感じている方は陽を選択して下さい。
コーティングに関してはしなやか設計、並行巻きとの記載しかありません。
リンク
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リンク
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アジングフロロカーボンライン比較
メーカー | モデル | 参考価格(4lb) | 糸巻量(m) | ラインナップ(lb) | レビュー |
シーガ― | R18フロロリミテッド | 1.400円 | 80/100 | 1/1.5/2/2.5/3/4/5/6/7/8~ | ☆4.4 |
バリバス | アジングマスターフロロ | 1.400円 | 150 | 1.5/1.7/2/2.5/3/4 | ☆4.0 |
サンライン | ソルティメイトスモールゲームFCⅡ | 1.500円 | 120/240 | 1/1.2/1.5/2/2.5/3/3.5/4~ | ☆4.0 |
ダイワ | 月下美人TYPE-F | 1.400円 | 150 | 1/1.5/2/2.5/3/3.5/4/5 | ☆4.1 |
売れ筋はシーガ―R18フロロリミテッド、バス釣りでも人気のあるラインですが、ソルトにも対応しており、ライトゲーム/シーバスで使用している方は大勢みえます。
どのラインを選んでも格安フロロとは違い、しなやかで耐久性もあり、リーダー代わりとして使用しても良いでしょう。
ラインごとのコーティングとしては
モデル | コーティングや製法 |
R18フロロリミテッド | 二重構造、FNT製法 |
アジングマスターフロロ | 表面を覆うSP-T/吸水、紫外線、塩分を軽減するNONコーティング |
ソルティメイトスモールゲームFCⅡ | 摩擦軽減を減らすTRP加工、耐塩水、三層構造 |
月下美人TYPE-F | しなやか設計、並行巻き |
メーカーごとに独自の製法を採用しています。バリバスやサンラインはコーティングについての記載が多く、耐摩擦性、耐塩水など効果が期待できそうです。
メーカー | モデル | 参考価格(4lb) | 糸巻量(m) |
シーガ― | R18フロロリミテッド | 1.400円 | 80/100 |
バリバス | アジングマスターフロロ | 1.400円 | 150 |
サンライン | ソルティメイトスモールゲームFCⅡ | 1.500円 | 120/240 |
ダイワ | 月下美人TYPE-F | 1.400円 | 150 |
コスパで選ぶのであればサンライン、ソルティメイトスモールゲームFCⅡの240m巻きがおすすめ。
確かにシーガ―が一番売れ筋ではありますが、100mしかありませんので、他のラインの方がコスパが高くなります。
ラインが細すぎて見にくいという方はダイワの月下美人/陽をご検討下さい。
気になったフロロカーボンはチェックしてみましょう。
アジングフロロカーボンラインまとめ
コーティングされているフロロカーボンは、軽量なジグ単でも軽快にキャストできます。
ショックリーダーを結ぶのが面倒な方や、初心者の方も扱いやすいフロロを試してみて下さい。
きっとナイロンラインのような感覚で使用できると思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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