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エギングロッドでアジングはOK?イカが釣れないときはアジを狙おう

海釣り

こんにちは、ニャン吉です。

エギングロッドでアジングって出来る?

エギングで全然釣れない・・・エギングロッドでアジングは出来ないかな?とエギンガーであれば誰もがそう思います。

しかしエギングロッドはアジングではかなりヘビーなスペックの為、リグ選択は大切であり、フロートリグやキャロライナリグであればエギングロッドでも扱えます。

この記事ではエギングロッドとアジングロッドの違いから、推奨リグの扱い方まで解説していきます。

エギングロッドでアジングをしたい人は読んでみて下さい。

エギングコスパ最強ロッド5選比較!正直言ってこれで十分です

エギングロッドとアジングロッドの違い

エメラルダスXと月下美人アジングを比較

品番 全長(ft.) 自重(g) エギサイズ(号) 適合ラインPE(号) 参考価格(円)
611UL-S 6’11” 85 1.5-1.8 0.15-0.4 12.700円
83ML 8’3″ 105 1.8-3.5 0.5-1.0 12.800円
83M 8’3″ 113 2.5-4.0 0.5-1.2 12.900円
86ML 8’6″ 120 1.8-3.5 0.5-1.0 12.500円
86M 8’6″ 120 2.5-4.0 0.5-1.2 11.100円
86MH 8’6″ 122 3.0-4.5 0.5-1.2 13.000円
89M 8’9″ 124 2.5-4.0 0.5-1.2 12.200円
89MH 8’9″ 125 3.0-4.5 0.5-1.2 13.100円
モデル名 参考価格(円) 全長(ft) 自重(g) ルアー重量(g) 適合ライン ナイロン(lb.) 適合ライン PE(号)
55UL-S 11,000円 5’5″ 50 0.3-5 1-3 0.1-0.3
510UL-S 12,300円 5’10” 57 0.3-5 1-3 0.1-0.3
68L-S 12,000円 6’8″ 63 0.5-8 1.5-4 0.1-0.4
78ML-S 13,500円 7’8″ 81 2-15 2-6 0.15-0.6
80ML-T 14,000円 8’0″ 85 2-15 2-6 0.15-0.6

エギングロッドとアジングロッドの違いは

  • 対応ウエイト
  • ロッドの長さ
  • 適合ライン

エギングをされる方は、おおよそMLやMを使用している人が多いかと思われます。アジングの仕掛けを考える時は対応ウエイトが大切です。

エメラルダスXのML、Mでスペックを見ると

エギングロッド 適合エギサイズ(号) ルアーウエイト換算
86ML 1.8-3.5 約5~20g
86M 2.5-4.0 約10~25g

MLのロッドは多くの仕掛けを選択できますが、Mのウエイト範囲ですとアジングではかなりヘビーな部類に入ります。

アジングにおけるロッドの適合を見てみましょう。

アジングロッドの種類

リグ方法 推奨適合ウエイト目安 ロッドの硬さ
ジグ単 0.5g〜3g UL
スプリットショットリグ 2g〜5g UL~L
キャロライナリグ 5~15g L~MH
メタルジグ 3~12g L~M
フロートリグ 10~25g L~MH以上

アジングロッドの種類はジグ単(ジグヘッド+ワーム)がメインです。

エギングロッドでジグ単は扱えないこともありませんが、ちょっと硬すぎると感じるかもしれませんし、バイトをはじいてしまう確率も高くなります。

MLのエギングロッドの場合、スペックとしては、キャロライナリグからがベストですが、シンカーさえ調整すれば、スプリットショットから扱えます。

Mのエギングロッドの場合、ベストなウエイトはフロートリグ、次いである程度ウエイトがあるキャロライナリグと言ったところでしょう。

エギングロッドでアジングする仕掛け

ウエイト的にはフロートリグがベスト

引用元:AruKaziK Japan

項目 フロートリグ
ロッドスペック 8ft前後 L~MH以上
適応ウエイト 10~20前後
リール 2000/2500番台
メインライン(PE) 0.4号前後
リーダー 8lb前後

フロートリグはアジングでは、最も強いスペックが必要なリグです。エギングロッドでタックルでアジングを行うのであればベストな選択と言ってもいいでしょう。

フロートの重さは4.8~19g+ジグヘッド2g前後となり、7~20gがルアーウエイトです。

大遠投するのであれば5g前後余裕を持ったロッドの方がしっかり振り切れますので、アジングロッドよりもエギングロッドの方が合っているかもしれません。

実際アジングのフロートリグ用のロッドは種類が少なく、価格も高くなるため、アジングではメバル用や他のロッドで代用する人も多いのが現状です。

人気フロートリグメーカーは、アルカジックジャンパンのシャローフロークシリーズ。釣り方はリフト&フォールとシェイク(小刻みにジグヘッドを動かすこと)が基本。

モデルによって水深が異なりますが、フローティング、パラシュート、ダイブのアクションは共通になります。

引用元:AruKaziK Japan

モード 概要 利点
フローティング シャローフリークの残浮力値未満のジグヘッドを使用 水面直下のレンジを狙え、浅いエリアで効果的
パラシュート 残浮力値以上のジグヘッドを使用して、フロートがゆっくり沈下する フォールスピードの抑制とアクションのレスポンスを活かすことが可能
ダイブ フロート本体に浮力がなく、フロートとジグヘッドが同時に沈下 水面直下より深いレンジを狙える

釣りやすいのはフローティング、根掛かりの心配もありませんし、潮の流れも分かりやすいメリットもあります。

フロートリグは広範囲をスローに誘うことが出来る釣り方です。

キャロライナリグもOK

項目 キャロライナリグ
ロッドスペック L~MH
適応ウエイト 2~20前後
リール 2000/2500番台
メインライン(PE) 0.3-0.5号
リーダー 8lb前後

シンカーによって異なりますが、飛距離重視であればタックルとしては強めの設定であり、エギングロッドでも扱えます。

キャロライナリグの釣り方としては2種類、シンカーを中通しシンカー、Mキャロと呼ばれるバックスライドするタイプのシンカーが選べます。

キャロライナを選ぶメリットは、対応ウエイト調整幅、先端のリーダーを調整しやすい点。

アクションは一定層泳がす釣り方と、底層付近をスローに誘う釣り方です。

一定層を泳がす釣り方の軌道イメージは以下のようになります。

シャクリを2.3回行い、フォールさせるのが一定層を泳がせる釣り方、フリーフォールとテンションフォールの違いはロッドにテンションを受けるか否かです。

一定層を泳がしやすいのはシャクリ+リトリーブ、岸に近づくにつれロッドを徐々に起こしていきます。

  • 一定層を泳がせる意識
  • リアクションバイト
  • アップダウンの動き
  • 不規則な動き

このような釣り方を意識すればおのずとアジが食い付いてきます。感覚としてはエギングと似ているため、慣れれば扱いやすいリグです。

キャロライナリグの詳しい解説はこちらの記事で解説しています。↓

アジングキャロライナリグの仕方!推奨タックルからラインまで

メタルジグの釣り方

フラット スリム
タックル 推奨仕様 説明
ロッド 7フィート以上または前後 3~12グラムのジグ対応
リール 2000番前後のモデル 10g以上は2500番以上
ライン PEライン0.4号前後 ルアーウエイトによりけり
リーダー フロロカーボン6~8ポンド
PE直結は推奨しません

推奨タックルは上記のようになりますが、ルアーウエイトによって異なります。

エギングのロッドで扱うのであれば、適応ウエイトに近づけるのが良いでしょう。メタルジグ単体で扱う場合と、サビキを付属してセッティングする方法があります。

サビキ釣りの仕掛けをメタルジグとライン間に繋ぐ商品です。

サイズはS、M、Lとメタルジグ付きのセット商品もあり、ウエイトに合わせて調整しましょう。

通常のルアーでは届かないエリアをメタルジグのみならずサビキの疑似餌でさらにアピール力を高めることができ、ヒットする確率を高めます。

飛距離は単体の方が伸びます、メタルジグの良いところはアジングのみならず、ライトショアジギングの対象魚も釣れることです。

メタルジグの基本的な釣り方は3種類。

アクションの種類 説明
ただ巻き ジグを一定の速度で巻き上げる。
リフト&フォール ロッドを上下に動かしてジグをアクションさせる。
ジャーク 軽くリールを巻きつつ、ロッドを左右に振ってジグをスライドさせる。

メタルジグは水流によってアクションするため、基本ただ巻でOKです。

その他のアクションはリフト&ロールやジャークまたはスライドアクションも効果的であり、ウエイトが軽ければフリーフォールさせるだけでヒットすることも珍しくありません。

アジング用のメタルジグの価格は600円前後と比較的安く、ケースに忍ばせておけば重宝します。

アジングメタルジグ12選比較!10g以下の扱いやすいジグ限定

スプリットショットリグ

項目 推奨タックル
ロッド 6〜7フィートスピニングロッド(UL)
リール 1000〜2000番台のスピニングリール
ライン 0.3前後のPEライン(フロロ直結でもOK)
リーダー 4lbのフロロカーボンリーダー
スプリッドショット 通称ガン玉(水深に応じて選ぶ)
ジグヘッド 0.5g〜3gのジグヘッド
ワーム 1.5〜2.5インチのワーム

スプリットショットリグはややライトなセッティングです。エギングのM以下のロッドでないと、扱いずらいかもしれません。

通称ガン玉と言われるシンカーをラインに挟み飛距離を稼ぎます。

スプリットショットの釣り方は基本はリフト&フォール。

スプリットショットのよりも柔らかく行うことがコツです。

スプリットショットはガン玉(ウエイト)がライン上の別の位置に配置されることにより、ジグヘッドやフックは軽量に保たれ、より自然で柔らかい動きが可能になります。

そのためジグ単と同じ釣り方をしてしまうと、自然で柔らかい動きを殺してしまうからです。

ルアーの動きの自由度を生かせるように、よりナチュラルな釣りを心掛けましょう。

エギングロッドでアジングを釣るには?

エギングとアジングの季節の違い

時期 狙い目のイカ 推奨エギのサイズ 主な釣り場 詳細
9月~11月 子イカ 小型(2号程度) 港内、堤防周り アオリイカの孵化後のシーズンで、活発に捕食活動を行う
4月~6月 親イカ 大型(3.5号程度) 沖の流れ、藻場 産卵のために接岸する親イカを狙うシーズン

アジングが最も釣れる季節を上げるとするのであれば、7.8.9月の夜釣りとなります。秋口は重なりますが、シーズンとしては少しズレがあります。

※地域によって異なります。

アジングで7.8.9月が釣れる季節となる理由としては

  • 海水温がアジの適温
  • 餌の豊富さ
  • 産卵後の餌探し(7.8月)、脂肪を蓄える時期(9月)

これらの条件が7月8月9月にすべて重なるからです。

アジが活発に動く海水温はおおよそ15℃から25℃の範囲とされています。またアジは昼行性であるものの夜間の方が釣れやすく、夏の夜釣りが最も数が釣れます。

エギングロッドでアジングをするのであれば、エギングシーズン中のアジの動きと、シーズンオフの時期にアジングをするのであれば、アジの季節ごとの動きを把握しておきましょう。

エギングとアジングの釣り方の違い

項目 エギング  アジング 
時期 主に春と秋 一年中可能(7/8/9月がベスト)
時間帯 夜間から明け方が一般的 夜間から明け方が一般的
アクション エギをしゃくるのが基本 リグによって異なる
底層 表層/中層/底層
ルアー沈下スピード 比較的ゆっくり 速い
ライン PE0.6号前後 フロロやエステルライン

タックルはエギングロッドのスペックでリグを扱うのがおすすめ。

時間帯はほぼ変わりませんが、秋のエギングと違いデイゲームでアジングを狙うのは難易度が上がります。

マズメ時であれば双方狙いやすいタイミングです。

アジングのアクションはリグごとに若干異なりますが、エギングのアクションよりも繊細さを意識すれば問題ありません。

アジングでは回遊している棚を意識すると、しないのでは釣果に大きな差が出ます。一般的にエギングは底層を狙いますが、アジングでは他の層を狙うことも意識しましょう。

任意の棚を探るためには、ルアーが着水後にカウントダウンした数を目安に棚を調整します。

エギングロッドのスペックであれば、リグのウエイトによってかなりの沖も狙えますので、すべての層を広範囲に探ることが出来るでしょう。

注意したいのはライン、アジングのラインシステムを現地で組みなおすのは、めんどくさい・・・と感じる人はリーダーを細くする、スイベル、スナップを使用するなど工夫して対応しましょう。

エギングロッドでアジングを楽しもう

エギングロッドであってもリグの選択を間違えなければ、アジングを十分楽しめます。

ルアーのセッティングとしては他の対象魚が掛かることも珍しくなく、思わぬ大物もかかるかもしれません。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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