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メバルウキ釣りの仕掛けとは?推奨タックルから釣れるコツまで

海釣り

こんにちは、ニャン吉です。

メバルのウキ釣りの仕掛けを教えてくれる?

メバルのウキ釣りはシンプルな仕掛けで手軽にできる、初心者でも楽しめる釣りであり、電気ウキがゆっくりと沈む瞬間はスリルがあります。

この記事では、メバルのウキ釣りに必要なタックルからエサの選び方、ウキ釣りにおけるコツまで解説していきます。

メバルのウキ釣りを始めたい方は読んでみて下さい。

メバルウキ釣りとは?

メバルウキ釣りは、夜行性であるメバルを狙うために電気ウキを使った釣り方法で、冬場の釣りとしても人気です。

これはメバルが夜になると浅場に出てきて、エサを積極的に食べる習性を利用しています。

ウキ釣りでは、潮の流れに乗せてエサを自然に流し、広範囲にポイントを探ることができる点も魅力です。

シンプルな仕掛けで手軽にできる、初心者でも楽しめる釣りであり、電気ウキがゆっくりと沈む瞬間はスリルがあり、釣りの醍醐味を味わえることでしょう。

メバルウキ釣りの推奨タックル

タックル項目 推奨仕様 備考
竿 磯竿・小継堤防竿 1~1.5号、3~4.5m前後 メバル専用竿も使用可能
リール 小型スピニングリール 扱いやすく、初心者にもおすすめ
道糸 ナイロン 2~3号 耐久性があり、釣りやすい
ウキ 小型電気ウキ(浮力 B~3B) 夜釣りに最適、感度の良いものが望ましい
オモリ ガン玉 B~3B ウキの浮力に合わせて調整
その他 ウキ止めゴム、サルカン(ヨリモドシ) 仕掛けの固定や絡み防止に役立つ
ハリス(リーダー) フロロカーボン 1~1.5号、長さ 1.5m 透明度が高く、メバルに警戒されにくい
メバル用 7~10号、袖針 8~9号 メバルの口に合わせたサイズが理想
エサ モエビ、青イソメ、シラサエビ 地域や時間帯によって使い分けが可能

メバルウキ釣りでは、軽くて長めの磯竿や小継堤防竿が扱いやすく、広い範囲を探ることができます。

道糸には耐久性のあるナイロンラインを使用し、電気ウキは夜釣りでの視認性と感度が重要です。浮力はB~3B程度、細身のウキが推奨されます。

細身のウキを選ぶメリットは、感度の高さ、潮の流れに乗りやすい、風の影響を受けにく効果があるためです。

オモリ(ガン玉)はウキの浮力に合わせて調整し、ハリスには透明度が高いフロロカーボンを使用すると、メバルに警戒されにくくなりますが、釣り場によってはフッコやクロダイが釣れる可能性もありますので、若干ハリスは太めを選んでもいいでしょう。

仕掛けとしては、電気ウキ、上下のウキ留め、がん玉、ハリスを購入するだけで始めることが出来ます、サルカンはハリスに付属している商品が殆どですので、必要であれば揃えて下さい。

メバルウキ釣りの餌は?

エサの特徴

青イソメ(例) シラサエビ(例)
エサの種類 特徴 適した釣り場
青イソメ 夜間のメバル釣りに適し、動きが良くアピール力が高い 自然の岩場や磯場
シラサエビ 昼間や夕方にも効果的で、特に関西で入手しやすい 港や堤防、常夜灯周り
モエビ 昼夜問わず使用でき、潮の流れに馴染みやすい 港や堤防
エサの種類 針への付け方 ポイント
青イソメ 頭から刺し、腹側を通してハリを抜く 1匹を丸ごと使うことで動きが良くアピール力が高い
シラサエビ 尾の第一関節あたりにチョン掛け 弱りやすいので丁寧に掛け、白くなったら交換
モエビ 胴体の2~3節目に針を通す 針への固定が安定しており、潮に乗せやすい

クーラーボックスが必要なのは、特にシラサエビモエビを使用する場合です。これらのエサは生きている状態で使用することで効果が高いため、釣り場に持っていく間も鮮度を保つ必要があります。

エサを活かしておくためには、クーラーボックスにエアポンプ(ブク)を併用することで、長時間鮮度を保つことができます。

青イソメは比較的強く、冷たい場所であればクーラーボックスなしでも大丈夫ですが、炎天下での保管が必要な場合は、クーラーボックスに入れておくと良いでしょう。

エサが苦手という方は、ハリス+ワームセットもありますのでご検討ください。

使い分けの仕方

要素 条件 推奨エサ 理由
時間帯によるエサの違い 夜間 青イソメ 夜行性のメバルに対して動きがあり、アピール力が高い
昼間や夕方 シラサエビ 明るい時間帯でも効果が高く、安定した釣果を期待できる
釣り場の環境 港や堤防 シラサエビ、モエビ エビ類が多く生息するため、メバルに効果的
自然の岩場や磯場 青イソメ 周囲の環境に馴染み、メバルが食いつきやすくなる

夜釣りでは青イソメを使用し、メバルの活性が高まる暗い時間帯に合わせると良いとされています。

理由はメバルは動くものに反応しやすい為です。

夜行性のメバルは視覚だけでなく、動きや水中の波動にも敏感に反応し、青イソメのように水中で動きのあるエサはアピール力が高く効果的です。

朝夕の明るい時間帯でシラサエビやモエビを使うと、反応しやすくなる理由は、通常の環境で餌とする小型の甲殻類と似ており、明るい時間帯でも自然な見た目のエサに警戒心を持たずに反応しやすくなります。

またメバルが視覚的に認識しやすいエビ類のエサが効果的です。シラサエビやモエビは水中でキラキラと反射するため、視覚的なアピールも強くなります。

エビ類は水中で自然に漂うように動き、エサとして狙いやすい動きをします。

明るい時間帯ではメバルもじっくりとエサを観察するため、このゆっくりとした動きが自然に見えるエビ類は捕食対象として優れています。

エサ選びに地域性が影響することもありますが、釣り場や時間帯によって最適なエサを選ぶことも重要です。

メバルウキ釣りのメリットデメリット

メバルウキ釣りのメリット

  • シンプルで始めやすい
  • 広範囲を探れる
  • 低水温期にも釣れる

メバルウキ釣りはシンプルな仕掛けで始められるため、初心者でも手軽に挑戦できる釣り方です。

静かな夜の海で、電気ウキが沈む瞬間はスリルがあり、釣りの楽しみが倍増します。

また潮の流れにウキを乗せてエサを自然に流すため、広範囲を効率的に探ることができ、メバルのいるポイントに届きやすくなります。

冬の低水温期でもメバルは比較的釣れやすいターゲットで、冬場の釣りとして定番です。

メバルウキ釣りのデメリット

  • 天候に影響されやすい
  • 視認性が必要なため夜間は電気ウキが必須
  • ポイント選びが重要
  • エサの管理が必要

ウキ釣りは風や波の影響を受けやすく、強風や荒れた海では釣りづらくなります。凪のような静かな環境でないと、ウキが安定せず、エサも流れに乗せにくくなります。

夜間のウキ釣りでは電気ウキが必須ですが、電池切れや故障があると視認性が低下し、釣りが難しくなりますので、電池の予備は用意しておきましょう。

またメバルは特定のポイントに群れでいることが多いため、ポイントを外すと釣果が伸びにくいです。消波ブロックや堤防の際、障害物周りなど、狙う場所を見極めることが求められます。

エサの管理が不十分だと、釣果が落ちる可能性がありますので、鮮度を保つためにクーラーボックスやエアポンプは用意して下さい。

メバルウキ釣りのコツ

メバルウキ釣りのコツをまとめてみました。

  1. 凪の日を選ぶ
    • メバルは波が静かな凪の日に釣れやすくなります。風や波が強いときはウキが安定しにくいため、釣行前に天気予報を確認し、風裏のポイントを選ぶと良いでしょう。
  2. ウキ下の調整をこまめに行う
    • メバルは釣れるタナが変わりやすいため、ウキ下(エサの深さ)を適宜調整することが大切です。まずは浅いタナから始め、反応がない場合は徐々に深くしていくと良い結果が得られやすいです。
  3. エサは新鮮なものを使用する
    • シラサエビやモエビなどのエサは新鮮さが重要です。弱ったエサは反応が悪くなるため、クーラーボックスやエアポンプを使用して鮮度を保ちましょう。
  4. エビ撒きで魚を寄せる
    • シラサエビをエサにする場合、エビ撒きでメバルを寄せるのも効果的です。杓を使ってエサを少量ずつ撒き、メバルの活性を上げると釣果が上がりやすくなります。
  5. 誘いを入れる
    • 仕掛けを流しているだけでアタリがない場合は、竿先を少し跳ね上げたり、ゆっくりさびく(引く)ようにしてエサを動かす「誘い」を入れるのも効果的です。誘いをかけた後は、しばらく待ってウキの反応を確認しましょう。
  6. 常夜灯周りを狙う
    • 常夜灯の周りにはプランクトンが集まり、それを餌とする小魚やエビ類も寄るため、メバルの好ポイントになります。常夜灯周辺での夜釣りは特に効果的です。
  7. ポイントを見極める
    • メバルは障害物の周りや堤防の際などに集まることが多い魚です。特に消波ブロックやカケアガリ(海底が急に浅くなる部分)の近くを狙うと良い釣果が期待できます。

メバルウキ釣りまとめ

メバルウキ釣りは、シンプルな仕掛けで初心者でも楽しめる釣り方です。特に夜間の静かな凪の日に狙うと、メバルが浅場に移動し、釣果が上がりやすく、ウキ下の調整や新鮮なエサの使用、エビ撒きなどで魚を寄せる工夫が効果的です。

これらのコツを踏まえてメバルウキ釣りに挑戦すれば、電気ウキが沈む瞬間のスリルとともに、より多くのメバルを楽しむことができるでしょう。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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