こんにちは、ニャン吉です。
エリアトラウト最強スプーンを教えてくれる?
エリアトラウトのスプーンは種類が豊富で分かりにくいですよね。
最強と名高いスプーンは釣り人によって異なりますが、一種のモデルでウエイト、カラー、アクションの種類が多いスプーンが最強とも言えるでしょう。
この記事ではエリアトラウト最強のスプーン選びから、カラー、ローテーションまでおすすめの最強スプーンを解説します。
エリアトラウト最強のスプーンを探してみえる方は読んでみて下さい。
エリアトラウト最強スプーンの選び方
最強に成るかは釣り人次第
最強のスプーンを決める要素として
- ウエイト数
- カラー数
- アクション/レンジが豊富
- 選びやすさ
スプーンはウエイトやモデルによって狙うレンジやアクションが異なる場合があり、ウエイト幅が広い程ローテーションがしやすいメリットがあります。
また選びやすさも重要なポイントです。ウエイト幅やアクションの幅が多彩なスプーンであれば、状況に合わせて使用していけます。
通常モデルとジュニアモデルの計6ウエイトでアクションを使い分けできるモデルが、最強のスプーンとも言えるでしょう。
食わせに特化したマイクロスプーンが最強?
スプーンには重さによって名称が異なります。
名称 | 重さ |
スプーン | 2g以上 |
マイクロスプーン | 2g以下 |
マイクロスプーン | 1g以下 |
一般的にマイクロスプーンと呼ばれるものは2g以下を指しますが、2g前後から1.5g前後などのスプーンと1g以下のスプーンは別物と考えたほうが良いでしょう。
1g以下のマイクロスプーンのメリットデメリットとして。
メリット | デメリット |
スレた魚に効果的 | キャストの難易度 |
数釣り出来る | 小型がメインの対象魚 |
アクションが繊細 | 風が強い日は厳しい |
マイクロスプーンの最大のメリットはスレた魚に効果的であり、高活性時には数釣りも楽しめます。
デメリットは軽量である故のキャストのしにくさです。
例えば0.6gや0.8gのスプーンはラインが細くないと飛距離が出ません。一本のロッドで扱えなくはありませんが、2g前後のスプーンとは分けたいところです。
しかし必ずしもマイクロスプーンが最強とは限りません。ウエイト幅の一つとして持っておくとローテーションの幅が広がります。
エリアトラウトスプーン最強のカラー選び
カラー選びの基本
派手系カラー
- 目的:濁った水や曇り・早朝・夕方などの低光量条件下で視認性を高める。
- 色:蛍光色や鮮やかなピンク、オレンジ、チャートリュースなどが含まれます。
- 使用時:魚が遠くからでもルアーを見つけやすくなるため、視界が悪い状況やアクティブに餌を追いかける魚を狙う際に有効です。
地味系カラー
- 目的:自然な環境や餌に近い色合いで、魚に警戒心を与えない。
- 色:茶色、オリーブ、グレー、黒や透明など、自然界に存在する色彩です。
- 使用時:水がクリアで魚の視認性が高い条件、または魚が警戒心を持ちやすい状況で効果的です。
特定の魚カラー
- 特徴:特定の魚種や状況、地域に合わせた特別なカラーリング。例えば、特定の餌魚を模倣したカラーや、特定の水域で効果的な限定カラーなど。
- 目的:ターゲットとなる魚に特に魅力的に映るようにデザインされています。
- 使用時:経験を積んで、その日の条件やターゲットに合わせて緻密な戦略を立てたい時に選びます。
状況によってのカラー選び
状況 | 推奨されるカラー | 効果 |
---|---|---|
放流直後や高活性時 | オレンジ裏金などの放流カラー | 活性の高い魚を引き付ける |
食い渋りや中活性時 | 茶金やオリーブ系 | 警戒心の強い魚に効果的 |
スプーンのウエイト | 重めのスプーンでは目立つカラー
軽めでは視認性を考慮したカラー |
適切なカラー選びが求められる |
天候や水質 | 晴れ:メッキ系やキラキラ
曇りや雨:黄色裏黒などの明滅カラー |
天候や水質に適したカラー選び |
初心者向け | 視認性の高いカラー、一般的に釣れるカラー | ルアーの動きや魚の反応を学ぶ |
もちろん好きなカラーを選ぶことも間違いではありません「これ釣れそうだな」と思うカラーを選ぶことも正解でしょう。
管釣り場によっても効果的なカラーと、反応がないカラーも考えられるため、手数が多い方が確率が上がるのは確かです。
しかしスプーンのカラーは数えきれないほど豊富ですので、まずは基本色の派手系、地味系、特定の状況下で有効なカラー(明滅系など)を用意しましょう。
エリアトラウト最強スプーンおすすめ
ウォーターランド
スプーン名 | ウエイト(g) | 特徴 |
---|---|---|
アルミん | 2.5/3.4/4.3/5 | オールラウンド |
ディープカッパ― | 2.5/3.5 | ディープレンジ攻略 |
ディープダイヤ | 3.5/4.5/5 | フラッシング効果 |
ウォーターランドのアルミんとディープカッパ―。
アルミんのアルミ素材は低比重で超軽量なため、非常にゆっくりとした巻きにまで対応し、動きが止まらないため持続的にトラウトを引きつけることが出来ます。
初めて購入するのであれば2.5gがおすすめ。本来は1.6gがおすすめですが、定価では手に入りません。1.6gを高値で購入するなら他のスプーンの方が良いでしょう。
アルミんは特にスピードが遅い魚や大きな魚を狙うのに適しており、価格の安いベーシックカラーでも十分釣れます。
小さいサイズも釣れますが、大物狙いに適したスプーン。価格は600円前後です。
ダイワ
スプーン名 | ウエイト(g) | 特徴 |
---|---|---|
クルセイダー | 2.5/4/5/7/10/13/17 | ネイティブ |
クルセイダー激アツ | 4/7/10 | ネイティブ、飛距離重視 |
チヌークS | 4.5/7/10/14/17/21/25 | ネイティブ |
チヌーク激アツ | 4/7/10 | ネイティブ肉厚設計 |
プレッソ ムーバー | 1.8/2.4 | 中活性/高活性時 |
プレッソ ルミオン | 1.3/1.6/1.9 | ハイピッチ/オールレンジ |
プレッソ激アツ | 2.5 | 肉厚/ボトム用 |
プレッソ マイクロルミオン | 0.6/0.8/1.0 | マイクロ |
ダイワのクルセイダーシリーズとチヌークはネイティブ(自然渓流)向け、プレッソシリーズはエリアトラウト向けのスプーンです。
クルセイダーは30年以上の歴史があり、実績は折り紙付き。ネイティブ向けのスプーンではありますが、2.5や4gであればエリアトラウトでも効果を発揮します。
エリアトラウトではプレッソシリーズがおすすめ、0.6~2g前後と幅広く用意されています。
ロデオクラフト
スプーン名 | ウエイト(g) |
---|---|
オンビート | 1.6 |
キューム | 1.8/2.8/3.3 |
ジキル | 1.8 |
ジキルB | 3.4 |
ジキルS | 1.1 |
ジキルjr | 0.7 |
ノア | 1.5/1.8/2.1 |
ノアS | 1/1.4 |
ノアL | 0.7 |
ノアJr | 0.9/1.2/1.4 |
ノアボス | 3.5/4.4/5.5 |
ノアW | 2.4 |
ブラインドフランカー | 0.4/0.5/0.7/0.9 |
おすすめしたいのはノアとノアJr、ウエイトの種類も多く、扱いやすいスプーンです。
あくまでも個人的な意見ですが、ノアとノアJrをベースとし、キュームで揃えたり、ジキルシリーズを補うのも良いと思います。
ノアシリーズの特徴としては以下のようになります。
モデル | 特徴 | 使い方 |
---|---|---|
ノア 2.1g | 朝一のサーチや放流セカンド用 | ボトムトレース |
ノア 1.8g | ノアで最も使いやすいウエイト。スピードの対応域が広い | ボトム巻き上げやボトムトレース |
ノア 1.5g | イレギュラーアクションが入りやすい | 表層〜中層 |
ノアJr 1.4g | スピード感が1.8gに近く、レンジを刻みやすい。 | ボトムパンプやボトムデジ巻き |
ノアJr 1.2g | Jrで最も使用している。飛距離もOK | 表層も巻きも可 |
ノアJr 0.9g | 表層狙い用のウエイト。 | 表層巻き |
ロデオクラフトは種類やカラーが豊富にあり、価格も500円前後でお手頃です。ウエイト別に揃えやすいモデルから選んでみて下さい。
ジャッカル ティモン
スプーンの種類 | 重さ(g) | 特徴 |
---|---|---|
ロミー | 2.1, 2.4, 3.1, 3.9 | ウォブリング+スライドアクション |
ティアロ | 1.3, 1.6, 1.9 | スタンダード |
ちびティアロ | 0.8, 1.0, 1.2 | 表層からボトムまで |
アピード! | 2.3, 2.7, 3.3 | 放流直後向け、ハイアピール |
リクーゼ | 1.0 | 中層メイン/ウォブリングアクション |
T-グラベル | 1.7, 2.0, 2.8, 3.4 | ボトム攻略 |
ちびクワトロスプーン | 0.4, 0.6, 0.8 | 表層/中層、ロールアクション |
チャーム | 0.6, 0.8, 1.0 | 表層攻略 |
ジャッカル、ティモンのスプーンシリーズ。
ティアロがスタンダードの扱いになり、ティアロの1g以下がちびティアロです。
それぞれ異なった性質を持ち、ティモンシリーズですべての領域をカバーすることが出来ます。個人的な意見としてはティアロを基軸とし、状況に合わせて使い分けが効果的。
500円~600円前後で購入できます。
フォレスト
スプーンの種類 | 重さ(g) | 特徴 |
---|---|---|
Fator | 0.9, 1.2, 1.8 | サーチ特化、MIUとPALの補助 |
M”e”bius | 1.2, 1.7, 1.9, 2.4 | ボトム攻略 |
M”e”bius ZERO | 0.6, 0.9 | 低活性時向け |
M”e”bius GLOW | 1.2, 1.7, 1.9, 2.4 | メビウスのカラー違い |
MIUスタンダードカラー | 2.2 | 高活性時 |
陽炎シリーズ | PAL 1.6g/MIU 2.2g | カゲロウカラーモデル |
マジョーラシリーズMIU | 1.5, 2.2, 2.8, 3.5 | マジョーラカラー |
マジョーラシリーズPAL | 1.6, 2.5, 3.8 | マジョーラカラー |
Chaser | 0.6, 1.2, 1.6 | スレたトラウト用 |
CLOSER | 0.8, 1.1 | 立ち上がりの速さ |
MIU | 1.4.1.5, 2.8, 3.5 | スタンダード |
MARSHAL Tournament | 0.9, 1.2, 1.5 | トーナメントカラー |
M2 | 0.8 | 表層巻き |
PAL | 1.6, 2.5, 3.8 | 表層からボトムまで、オールラウンド |
FIX Match | 0.7, 1.3 | サーチ特化の喰わせ仕様 |
FIX Impact | 2, 2.5 | スローリトリーブ※1特化のハイアピール |
フォレストも多彩なスプーンを提供してくれるメーカーです。
中でもおすすめなのは「MIU」シリーズと「PAL」、特にMIUはラインナップが多く、初めて購入するスプーンとして、1.4/2.2/2.8などが良いでしょう。
PALは表層からボトムまでオールラウンド使用できるため、PALの3種もおすすめです。
カラーにも力を入れているメーカーですので、豊富な選択ができる点が魅力であるのと、定期的に新カラーが発売されます。
価格は500円前後となります。
エリアトラウト最強スプーン比較
メーカー | スプーン名 | ウエイト(g) | カラー数 |
ダイワ | ルミオン
マイクロルミオン |
1.3/1.6/1.9
0.6/0.8/1.0 |
19色
19色 |
ロデオクラフト | ノア
ノアJr |
1.5/1.8/2.1
0.9/1.2/1.4 |
約40色
約38色 |
ジャッカル | ティアロ
ちびティアロ |
1.3, 1.6, 1.9
0.8, 1.0, 1.2 |
36色
19色 |
フォレスト | MIU
マジョーラMIU 陽炎MIU |
1.4.1.5, 2.8, 3.5
1.5, 2.2, 2.8, 3.5 2.2 |
51色
10色 10色 |
最強のスプーンと名高いモデル達、カラーを考慮するとロデオクラフト/ノアシリーズや、フォレストMIUシリーズが人気を集めています。
中でもロデオクラフトのノアシリーズは全6種ありますので、ウエイト数、カラー数、アクションやレンジ範囲など最強と言えるスプーンでしょう。
しかし実績はどこのメーカーまたはモデルも申し分ありません。どのスプーンが最強に成るかは釣り人次第です。
メーカー | 公式HP | 種類 | マイクロスプーン |
ウォーターランド | 〇 | △ | × |
ダイワ | 〇 | 〇 | 〇 |
ロデオクラフト | × | ◎ | 〇 |
ジャッカル | 〇 | ◎ | 〇 |
フォレスト | 〇 | ◎ | 〇 |
ロデオクラフトは公式HPがありませんので、種類によっての特性が分かりにくいかもしれません。
揃えやすさや選びやすさでは、ダイワ、ジャッカル、フォレスト。
ダイワのプレッソシリーズは種類が少ないのがデメリットと思われがちですが、種類を絞ることはローテーションのし易さや、分かりやすさがあります。
ジャッカルもスプーンごとの特性がはっきり分かれているためアクションを理解しやすいです。
各メーカーカラーは十分用意されています。スプーンの特性、分かりやすさや揃えやすさも考慮して選んでみて下さい。
エリアトラウト最強のスプーンローテーションとは?
釣りにおいて「状況に合わせる」というのは、非常に一般的なアドバイスです。
実際には、釣りの条件は日々、場所によっても大きく変わります。
天候、水温、水の透明度、魚の種類や活性など、考慮すべき要素が多岐にわたり「一つの正解」というものが存在しないのが答えでしょう。
ローテーションの方法は一般的には4種類。
- ウエイトを下げていく
- カラーローテーション
- 異なるアクションに
- レンジを変える
ローテーション方法は何でも構わないというのが持論です。ローテンション後→釣れる→何で釣れたのかを考えるのが一番大切だと思います。
スプーンごとの特性やウエイト、カラーの特性さえ知っていれば、今日はどんな攻略方法が適しているのか釣行を重ねるたびに判断できるようになる(なりたい)と考えています。
スプーンの達人とも呼ばれる方々の経験は、試行錯誤の経験値が故でしょう。
釣れたスプーンは「何g?」「どんな層で釣れた?」「カラーは何色だから魚の活性はこうかもしれない」「このスプーンはアクションが優しいから、あえて激しく動くスプーンを投げよう」等々、あなたの試行錯誤が必ず釣果に結びつくはずです。
手持ちのスプーンを把握し、自分なりの最強ローテーションを探してみて下さい。
エリアトラウト最強スプーンまとめ
各メーカーのスプーンはどれも実績は十分な物ばかりです。
様々なスプーンをローテーションし最強のスプーンへと昇華させましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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