こんにちは、ニャン吉です。
マイクロスプーンのおすすめを教えてくれる?
自分は全く釣れていないのに、一部の人はたくさん釣っている。そんな経験ありませんか?
マイクロスプーンは通常のスプーンでは、釣れないスレた魚にも効果的です。
この記事ではマイクロスプーンに適したラインからタックル、テクニックまで、各メーカーのおすすめマイクロスプーンを解説します。
マイクロスプーンとは?
スプーンには重さによって名称が異なります。
名称 | 重さ |
スプーン | 2g以上 |
マイクロスプーン | 2g以下 |
マイクロスプーン | 1g以下 |
一般的にマイクロスプーンと呼ばれるものは2g以下を指しますが、2g前後から1.5g前後などのスプーンと1g以下のスプーンは別物と考えたほうが良いでしょう。
1g以下のマイクロスプーンのメリットデメリットとして。
メリット | デメリット |
スレた魚に効果的 | キャストの難易度 |
数釣り出来る | 小型がメインの対象魚 |
アクションが繊細 | 風が強い日は厳しい |
マイクロスプーンの最大のメリットはスレた魚に効果的であり、高活性時には数釣りも楽しめます。
デメリットは軽量である故のキャストのしにくさです。
例えば0.6gや0.8gのスプーンはラインが細くないと飛距離が出ません。一本のロッドで扱えなくはありませんが、2g前後のスプーンとは分けたいところです。
※この記事では1g以下のマイクロスプーンを中心に解説しています。
トラウトスプーンおすすめメーカー4選!手数を増やしてエリアを攻略
マイクロスプーンに適したライン
マイクロスプーンに適したラインはエステルラインが定番です。
メインライン号数 | メインラインlb表記 | 推奨リーダー号数 | 推奨リーダーlb表記 |
---|---|---|---|
0.25号 | 1.3lb | 0.5号 or 0.6号 | 1.6~2.4lb |
0.3号 | 1.4lb | 0.6号 | 2.4lb |
0.4号 | 2.1lb | 0.8号 | 3lb |
0.5号 | 2.3lb | 1号 | 4lb |
エステルラインの最大の特徴はその低い伸縮性。これにより、非常に繊細なアタリをダイレクトに感じ取ることができ、特に食い込みが弱い時でも明確にアタリを捉えることが可能です。
1g以下のマイクロスプーンでは0.3号辺りがおすすめ。
感度はPEとフロロの中間、比重はフロロとナイロンの中間であり、1g以下のルアーやワームを使用することに適しています。
エリアトラウト以外では、1g以下のワームを多用するアジングなどでも利用されます。
リーダーの長さは30cm~50cmと人によって異なり、リーダーの太さはメインラインの2倍程が目安となります。
リーダーはフロロライン、ナイロンラインどちらでも構いませんが、フロロが基準、バイトを弾くことが多発してしまう状況であればナイロンラインの方が適しているでしょう。
トラウト用のエステルライン人気NO1はこちらのラインです。↓
マイクロスプーンに適したロッドは?
1g以下のマイクロスプーンに適したロッドはUL以下、具体的にシマノで言えばXUL~SUL、ダイワで言えばXULが適しています。※ロッドによって異なります。
ルアー重量が0.5g前後から対応しているロッドであれば、どこのメーカーでも構いません。
飛距離が欲しい場合は、長めのロッドを選んで下さい。
マイクロスプーンのカラー選び
状況 | 推奨されるカラー | 効果 |
---|---|---|
放流直後や高活性時 | オレンジ裏金などの放流カラー | 活性の高い魚を引き付ける |
食い渋りや中活性時 | 茶金やオリーブ系 | 警戒心の強い魚に効果的 |
スプーンのウエイト | 重めのスプーンでは目立つカラー
軽めでは視認性を考慮したカラー |
適切なカラー選びが求められる |
天候や水質 | 晴れ:メッキ系やキラキラ
曇りや雨:黄色裏黒などの明滅カラー |
天候や水質に適したカラー選び |
初心者向け | 視認性の高いカラー、一般的に釣れるカラー | ルアーの動きや魚の反応を学ぶ |
スプーンのカラー選びは、釣りの成果に大きく影響を及ぼすことがあります。
魚の視覚を刺激し、注意を引くためには、水質、天候、光の条件、ターゲットとなる魚の状況に応じて最適なカラーを選ぶことが重要です。
もちろん好きなカラーを選ぶことも間違いではありません「これ釣れそうだな」と思うカラーを選んでみて下さい。
マイクロスプーンおすすめ
ダイワ プレッソ マイクロルミオン
重量 | 0.6/0.8/1.0 |
プレッソ マイクロルミオン、通常のルミオンのマイクロ版です。
特徴は飛距離重視の設計とハイピッチアクション、フックはフッ素系特殊加工によってフッキング率を高めています。
ルミオンと揃えれば、広い範囲をカバー出来ます。
ロデオクラフト
スプーン名 | ウエイト(g) |
---|---|
ジキルjr | 0.7 |
ノアL | 0.7 |
ノアJr | 0.9/1.2/1.4 |
ブラインドフランカー | 0.4/0.5/0.7/0.9 |
ロデオクラフトから選択できるマイクロスプーンは計4種類、ブライドブランカ―はマイクロの中でも細かくウエイトが用意されています。
ジキルJr | アピール力は控えめだか、アクションを入れたときは高アピール |
ノアL | ノアシリーズの最小マイクロスプーン |
ノアJr | ノアシリーズのマイクロ版、アピール力高め |
ブラインドフランカー | スレたトラウト用、最後の切り札 |
おすすめは定番のノアJrとジキルJr、カラーも豊富で0.6g以下ではブラインドブランカ―がおすすめです。
ジャッカル ティモン
スプーンの種類 | 重さ(g) |
---|---|
ちびティアロ | 0.8/ 1.0,/1.2 |
ちびクワトロスプーン | 0.4/ 0.6/ 0.8 |
チャーム | 0.6/0.8/1.0 |
ジャッカル、ティモンのスプーンシリーズから選択できるのは3種類。
スプーンの種類 | 特徴 |
---|---|
ちびティアロ | 表層からボトムまで |
ちびクワトロスプーン | 表層/中層、ロールアクション |
チャーム | 表層攻略 |
メインとなるのはちびクワトロスプーン、ボトムまで対応できるちびティアロと表層専門のチャームと言うラインナップです。
ちびクワトロスプーンはスレた魚も食わせることを目的に設計されており、左右にブレないロールアクションで、タフコンディションのエリアトラウトでも期待できます。
フォレスト
スプーンの種類 | 重さ(g) |
---|---|
M”e”bius ZERO | 0.6/0.9 |
Chaser | 0.6/1.2/1.6 |
CLOSER | 0.8/1.1 |
M2 | 0.8 |
FIX Match | 0.7/1.3 |
フォレストで選べるマイクロスプーンは6種類。
スプーンの種類 | 特徴 |
---|---|
M”e”bius ZERO | 低活性時向け |
Chaser | スレたトラウト用 |
CLOSER | 立ち上がりの速さ |
M2 | 表層巻き |
FIX Match | サーチ特化の喰わせ仕様 |
おすすめはメビウスゼロ、0.6gは巻き専用モデルで、デッドスローリトリーブ時にハイピッチアクションで泳ぐように作られており、活性の落ち気味な魚を対象としています。
0.9gは板厚を薄くすることで動きのピッチを早くしており、スローなボトム釣りでも対応できます。
現在所有していない特徴のスプーンであればより効果を発揮できるでしょう。
なぶら家
スプーンの種類 | 重さ(g) |
---|---|
アキュラシー | 0.6/0.9/1.0/1.2/1.3 |
ブリッジ | 0.5/0.8 |
レイク | 0.3 |
チップ | 0.4/0.6/0.8/1.0 |
なぶら家のマイクロスプーンは4種類から選択できます。
アキュラシーがワイドロール、ブリッジがウォブリング、チップが中間のアクションになります。レイクは最軽量モデルでデッドスローの動きに特化したモデルです。
スプーンの種類 | 特徴 |
---|---|
アキュラシー | 0.6/表層~30cm、0.9/表層~ボトム |
ブリッジ | 0.5/表層、0.8/表層からボトム |
レイク | 0.3/デッドスロー専門 |
チップ | 0.4/表層、0.6/クランク前に、0.8/より飛距離が欲しい時に |
それぞれ細かくアクションが違い、アキュラシー、ブリッジはウエイトによって表層からボトムまで狙うことが出来ます。
ヴァルケイン
製品名 | 重量(g) |
---|---|
ハイバースト | 0.4/0.5/0.8 |
シャイラ | 0.9 |
シャノン | 0.7/1.1 |
サークル | 0.9 |
ヴァルケインから選べるマイクロスプーンは4種類、ハイバーストは0.4g~3.6gまで10種類のウエイトが用意されており、ハイアピールなモデルです。
モデルによって多少アクションが異なります。
製品名 | 特徴 |
---|---|
ハイバースト | ウォブンロール |
シャイラ | ミッドブンウォロール |
シャノン | 高速ウォブンロール |
サークル | ボトム専用 |
ハイバーストをメインとし、アクションの違いでスレた魚を狙うのが効果的です。
マイクロスプーンの基本的なテクニック
デットスローリトリーブ
水面から5cmから10cmの範囲で、マイクロスプーンをゆっくりと引いて、魚が水面にいる虫と勘違いしバイトするように誘うテクニック。
スプーンに適した速度を見つけるまでは練習が必要です。
縦釣り
より丸い形状のマイクロスプーンを使用し、フックをフロントに取り付ける。
キャスト後、水面近くまで巻き上げてから、ラインを軽く張った状態でテンションフォールを行い、ボトムに達したら再びリフトしテンションフォールさせることでバイトを誘うテクニック。
横の動きに反応がない時や、ペレットを模倣する管釣りで有効です。
リフト&フォール
マイクロスプーンを一定の深さまで沈めた後、ゆっくりとリフトして再びフォールさせるテクニック。
この繰り返しにより、ルアーが獲物を模倣した動きをすることで、魚の注意を引き、バイトを誘います。
特にボトム付近で反応を示す魚に有効で、魚が反応する深さや速度の変化を見つけ出すことが重要です。
マイクロスプーンの細かいテクニック
巻き方によるテクニック
- 巻きながら竿先を左右に振る、やや高活性時、アクションするものに反応する個体が多い時に使う。
- 巻いてる途中で竿先をはね上げると、スプーンが一瞬暴れる。フリップ入れた後はすぐに元の位置にロッドを戻さないと浮き上がってしまう。
- 一定に巻きながら竿先をルアー側に少し送り込むと、一瞬ルアーの動きが止まり食わせの間になる。
- 鼻先まで追ってきてるけど食い切らない時に、巻きを少しスピードアップすると、逃げるものを追う習性で焦って食ってくる時がある。
- 着水したらすぐにロッドを高く上げて巻くと、水面を引き波を立てながらスプーンが動いている状態にする。表層意識している個体に効果的。
- 一定巻きの中で2~3mおきに特定の動作を入れることで、一瞬泳ぎが崩れて食わせの間になる。
- 着水してすぐにシェイクしながら巻くと、スプーンは水面で激しく暴れ、上を意識しているマスに何かあることをアピールする。
ロッドワークによるテクニック
- ロッドの角度を急に変えることで、左右や上下に急に角度を変えたり、角度を変えてラインのテンションを一瞬緩めてから強い動きに変化させる。
- ロッドを軽く叩いてスプーンの泳ぎを一瞬崩すと、一定巻きしてる中で2~3mおきに入れると食わせの間になる。
- ロッドを横に角度付けることで、アタリが小さくてラインにしか出ないようなアタリを掛けに行く時に使用する。
- インレットや水流機で出来た流れや反転流を横切るように通して動きを変化させると、流れの先にキャストして、普通の動きから流れに入った瞬間に動きが変わるのを利用して自動的に誘いを入れる。
マイクロスプーンおすすめまとめ
マイクロスプーンは休日のハイプレッシャーなエリアや、スレた魚に効果的です。
別途タックルが必要になりますが、何を投げても反応しない魚には手を変え品を変えアプローチしてみましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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